- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927172
感想・レビュー・書評
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ラスト、この終わり方は好きだなぁ。
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輝最高!
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壮大な物語でした。
一人の男の人生を、三千枚の金貨を探すという事をきっかけにして、知っていくのだけど、物語の中心は、その男の人の人生でも、金貨の真偽でもなくて、「ワタシなるもの」について。
そして、年月の積み重ねということ。そこから生き方ということまで。それは押し付けがましい感じじゃなくて、色んな伏線があって、最後にそこに繋がっている。過去、現在、未来。そして砂漠。
すごい物語でした。
最後、ママが切ったシャッターには、どんな背中が写っているのかな。 -
上の話の続き。
って当たり前か -
こんな終わりかたなんだ~~ふーーん
まあいいんじゃない
楽しく読めました -
宮本さんの作品らしく人との繫がりと別の事象が絡み合って展開していく。上巻は全く先が想像出来ず進まず。金貨が埋まってるのかは最後明らかになってないが、20年がさらに成長の時間というのが、彼等らしいと感じた。
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二十年待てたら、俺たち大きな人間になれるなァ。ー大きな人間って、どんな人間?ー悲嘆もしない、落胆もしない、という人間だよ。
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久々の宮本作品。
三銃士同様、金貨の行方、芹沢の調書に引き込まれました。
芹沢の幼少時代から小説として、読みたい。こちらの方が面白そう。
ゴルフ話は、興味が全然ないので、ほとんど飛ばしてしまった。
あの長さは不要では。
お蕎麦に、おでん、居酒屋、美味しそう‥。
金貨については、皆で決めた結論で良かったと思います。 -
三千枚の金貨はきっと20年後に掘り出すのだろう.
満開の桜が咲き誇る中で.
4人は花見酒を飲みながら、お弁当をつつきながら20年前と変わらない部分と変わった部分を抱えながら同じ時間を過ごすのだろう.