ダリアの笑顔

著者 :
  • 光文社
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  • レビュー :34
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927196

作品紹介・あらすじ

自信満々の別の自分を空想する長女・真美。友人たちと揺れる40代を惑う母・春子。転校生にピッチャーの座を奪われそうな長男・健介。係長なのに全然やる気の出ない父・明弘。四人家族の綿貫さんち、それぞれの悩みや不安の日々から生まれる、ささやかだけれど大切なもの。どこか懐かしくて元気が出る、あなたと同じ普通の家族の光り輝く物語。

感想・レビュー・書評

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  • 初めましての作家さん
    一つの家族のそれぞれの物語り。
    それぞれにそれぞれの想いがあり、一人の人間である。
    そのうえでの共同体としての家族。
    つかず離れず。
    みんな完璧じゃない。
    そんな当たり前が当たり前にすぎていく日常。

  • 2011.3.22 初読 市立図書館

    ものすごく読みやすくて、一晩で読んでしまった。

    四人の中で一番、春子(母親・40代)の気持ちがわかる気がして、
    私ももう若くない(とっくに子どもじゃない)んだなと思った。

  • 小節ごとに主人公の家族が変わる。サラサラと読み進められた。

  • 特によかったのが表題作でもある『ダリアの笑顔』。
    小学生の女子のココロ、こんな感じだったなあ、と懐かしい。育児日記も泣かせるし。
    元気なのに見ることろはきっちり見ている弟クン、リトルリーグの人間関係の描き方が上手い。
    この一家のその後も見てみたい気になる。

  • 2014.1.12読了。綿貫家四人家族。真美、健介、母春子父明弘それぞれノ目から描いた4つの短編集。ダリアの笑顔って素敵な表現だなあって思った。以前読んだルリ姉とよく似た構成だった。

  • 4人家族のそれぞれの視線から描いた短編集。
    同じ出来事でも、家族でもそれぞれ違いようにとらえていることが分かって面白い。それぞれが日常を乗り越えるのに精いっぱいな感じが、わかるなーという気持ちと、みな同じなんだと安心する気持ちで、なんとなくほっとする。

  • 「綿貫さんち」は四人家族。「明るく笑うもう一人の自分」を空想する長女・真美。主婦業と仕事をこなしながら、揺れる40代を惑う母・春子。転校生の女子に投手の座を奪われそうな長男・健介。経理課係長の仕事に疲れ、うつ病を心配する父・明弘。どこにでもいそうな家族が、悩みを抱えながらお互いを支え合う日常を、それぞれの視点から描いた小さな宝石のような物語。
    -------------------
    椰月さんらしい、ほんわかしか家族のお話し、
    空気感が好き!

  • 家族って、いいな。
    家族だからって以心伝心できるわけじゃない。
    何を考えているのかわからない部分も多々ある。
    それでも、一つ屋根の下に集まる家族という人間関係は、かけがえのないものなんだ。

  • 最近、椰月さんにハマってます。

    アラフォー、小中高の子どもたち、フルタイムの仕事、同じような立場なので共感できる部分も多く、自分の言動に反省もしつつ…楽しく読了!

  • 従順でおとなしい娘の真美は、ぎくしゃくする家族に不安を抱えながらも、明るくて笑顔が眩しいクラスメートに得意の毛糸を教えながら自信をつけていく。

    マイホームを手に入れるために働いて、余裕のある仕事に落ち着いた母、春子が密かにハーゲンダッツを食べるのを楽しみにし、同級生たちと今を楽しむ日常。

    野球一筋の息子、健介のクラスにやってきた転校生は変わり者だけど、野球を通じて徐々に打ち解けていき、念願だった犬を飼うことが実現した。

    繊維会社に勤める父の明弘は、偶然見つけたインラインスケートを趣味にするべく準備を進めながら、会社での小さなゴタゴタを無難にこなしていく日々。

    家族の話。ぎくしゃくしたときを乗り越えて、平凡ながらも幸せな生活を送る家族。
    読みやすい。あー、ハーゲンダッツ食べたくなった)^o^(

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