白日夢 素行調査官2

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 130
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927325

感想・レビュー・書評

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  • 警察の汚職を扱った小説を続けて読んだので、少し失望感があった。青臭い正義を職務として掲げる監察。警察の正義を守る最後の砦であってほしい。実際は組織を守るだけなのかもしれないが。
    警察の正義を信じた潜入捜査官が3人続けて不幸な結果になる。保身と出世のためだけに公権力を振りかざした悪徳刑事は許せない。上層部からの圧力で捜査が潰えそうになった。それだけに結末にはすっきりした。

  • この手の話を読む度にこれってどこまで事実なのかな、追う方も追われる方も、と思うのだけど... ドキハラなことは間違いないw

  • 素行調査官シリーズ2作目。本郷や北本が矜持や誇りを強くしていくのが心地良い

  • ・素行調査官の続編。本郷、北本、入江の3人組はなんだかとてもいい。もうこのシリーズはずっとやって欲しい。
    ・物語もなかなかおもしろくグイグイと読ませるけども、いつもの笹本節でラストはあっさりと幕が下りる感じ。起承転結の結にもう少し行を割いて欲しいなといつも思う。

  • テレビか映画みたいな小説。でももっとグイグイくる本を期待していたので物足りないなぁ。最近パワー落ちてるかも。

  • 最後が5ページほどのどんでん返しになってしまったが、相変わらずのトリオの活躍をあっという間に読めた。

  • 前作が良く、登場人物がこなれている割に盛り上がりに欠けた感あり。少しもったいなかったな。

  •  前作の方が楽しく読めた。この内容では2匹目どうじょうは無理かな

  • 8月-2。3.5点。
    第二弾。警視庁監察。麻薬がらみの不正を、暴く。まあまあ。
    だんだんスケールが大きくなる。
    第三弾はあるのかな。

  • 「素行調査官」第2弾。監察係の三人と探偵親子は変わらず登場。会話のテンポが小気味良く、面白い。ただ、都合良過ぎる展開(特に前半)が少し気になった。後半は逆に二転三転して、読むスピードが俄然速くなったが。引っ張った割には最後、簡単にまとめられたのも、ウーン、って感じ。

  • 警察VS警察の第2弾。今回も本郷、北本、入江に活躍に胸がすく思い。

  • 「素行捜査官」の続編。気持ちの良い終わり方ではあるんだけれど、いささか物足りません。連載時は回数の制限があるので致し方ないとしても、単行本化するときにもう少し書き足してくれたらもっと楽しめたろうにと思います。

  • 追いつめられ、自ら死を選んだ潜入捜査官。
    その謎を追い警察の闇に切り込む監察係のタスクフォース。

    『素行調査官』の続編。
    序章でいきなり盛り上がったが
    その後は割と静かに地味に進行していく。

    刑事小説でも特に地味な部署に脚光を当て
    でも飽きずに読ませる筆力はさすが。

    【図書館・初読・11/11読了】

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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