煙が目にしみる

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 61
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927455

作品紹介・あらすじ

巨大歓楽街、福岡・中州。バブル期はヤクザ相手でも一歩も引かず地上げで鳴らしたが、今は長いものに巻かれてしまうさえない街金業者、その名も小金欣作(こがね・きんさく)。ある夜、彼は悪評高い暴力団に単身でつっかかってゆく少女と出会う。「奴らに捕まった友達を助けて」-彼女の言葉と向こう見ずさにかつての自分を思い出し、くすぶり男の心に再び火がついた。彼は仲間と共に知力体力根性愛情を駆使し、中州の街を奔走する。第14回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  •  カッコいいおっさんが出てくる。
     正直だいぶ前に読んだ作品なので、内容を忘れてしまったが、この作品でバーボン『エヴァンウィリアムス』を知り、今でも好きなバーボンの一つになった。

  • 中洲を舞台に落ちぶれ街金のオッサンがヤクザ相手に奮闘
    「中年の、青臭かヒーローも悪くなかろう」ってオビのまんまの感想でした。
    ただ福岡の方の方言の感覚が判らなんだ…_| ̄|○

  • 金融ゴロのハードボイルド。
    過去に犯した罪から、ヤグザに絡んだ少女を助ける。
    ボクサーの少年、元相棒の妻、オカマ、金貸しの部下。
    手持ちの札が少ないのにヤクザにと立ち回る。
    再三再四死にかける。
    敵の敵の思惑もあって何とか生き延びた。
    何のために意地を張っているのか。
    女のため?金のため?プライドのため?
    問題が解決できて、主人公は報われたのか?
    煙が目に染みると格好をつけている場合じゃない。

  • 九州弁っていいなあ。
    時代遅れのこういう男がいそうな感じになる。
    小金さん、かっこいいです。

  • 博多弁でなかなか渋い話でした

  • 私は博多弁が大好きである。
    なので、おっちゃんもママもおかまも、子どもも喋る博多弁が、駆け巡るのは気持ちよすぎる。
    いいなぁ。
    福岡、中洲で金融業をしている小金欣作。わるーい奴らから少女を助けたことでどんどん巻き込まれていって戦わざる負えない感じになっていく。
    いろんなことが、冬眠していたマムシを目覚めさせる。
    マムシって冬眠するのかどうかは、知らないけれど。
    味方のキャラも、怖い人達のキャラも
    特徴が際立っていて面白かった。
    80キロのおじさんが、ヒーローなのもいいけれど
    中洲の魔女のメロンさんは、突出して魅力的。
    バブルを知ってる人が読むと
    体温が上がる感じがする、作品であった。

  • 昔の東映映画だ

  • 7

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞(2010/14回)

  • この小説もおじさんが頑張っています。
    面白いです。
    私は小説に、難しい事も、暗い過去も、悩む主人公も要りません。
    面白ければよいです。

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