少女病

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 353
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927745

感想・レビュー・書評

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  • 最初はどうなることかと思ったけど、二編目くらいからは気持ちも持ち直して、楽しめました。
    でも、現実逃避するために読んだのに、現実とちゃんと向き合う様な終わり方で、もう、そんなのがんはるしかないじゃんね。

  • 女だらけの少し歪んだ家族の話。
    全員が紛れも無く「少女病」。
    そもそも少女病じゃない女っているのか?
    家族の中で割り振られた役を
    知らぬ間に全うしている。
    太郎さんが言っている、紫が思っている
    「自分の家は特別で歪んでいると感じている」ように
    特別視したい一方で、
    真山から司が言われるように
    「自己顕示欲は他人に見せちゃいけない」と
    目立ってもいけない。
    そんな曖昧で不安定なバランスの中で、家族は成立しているんだと思う。

    真山が好きだった。
    強気なのに、弱い。
    弱いのに、言いたいことを言ってしまう。

  • 登場人物の一人ひとりがそれぞれ「女」の成長段階を現しているようで、まさにトリコ節全開!
    もしも3回くらい生まれ変われるとしたらその中の一回は町屋織子でお願いしたい、ぜひ。
    女としても妻としても母としても、てんでダメダメかもしれないけど、それでも全力で娘の恋を応援するような、そんな織子に私もなってみたい(限定一度なら)。
    「永遠の少女」織子にぞっこんなり!

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著者プロフィール

吉川トリコ(よしかわ とりこ)
1977年静岡県浜松市生まれの小説家。現在は名古屋市在住。
2004年「ねむりひめ」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞を受賞。受賞作を含む『しゃぼん』でデビュー。2007年、『グッモーエビアン!』を原作に東海テレビで『なごや寿ロックンロール〜「グッモーエビアン!」より〜』としてドラマ化、2012年映画化。2007年、『戦場のガールズライフ』がドラマ化された。
その他代表作として、『ミドリのミ』『少女病』『マリー・アントワネットの日記』がある。

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