ハピネス

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1782
レビュー : 289
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334928698

感想・レビュー・書評

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  • 桐野先生なので期待して読んだけど、実につまらなかったー

  • (2014.12.13読了)
    タワーマンションに暮らすママ友たちのお話。
    個人的な感想ですが…、つまらなくはなかったけど、正直、どうでもいいお話です(;´Д`A
    女性が読むと楽しめるのでしょうか⁉︎σ(^_^;)

  • 文庫版が新聞の広告や文芸コーナーで話題となっていたので内容が気になり読んだ次第。ママ友を題材にした話なので、ママ友同士のドロドロした関係がメインと感じ、ページが進まずにいた。しかし、読み進めると、幼稚園受験、夫の職業など、都心の一等地に住み、まさに幸せを絵に書いた人生を歩んでいるママも誰にも言えない悩み、過去を抱えて生きているのが感じ取れる。有紗も他のママと同じ土俵でいたいと専業主婦にこだわる見栄の張り合いな所もあったが、過去と向き合い、夫ときちんと話し、ママ友に背中を押され、新たに歩みだす姿が良かった。

  • 以前、桐野さんが子供の頃から「庭の石をひっくり返した時に石の下はどうなっているのかを見るのが好きだった」というような感じの事を言っている記事を読んだ事があったが、まさに「石の裏の世界」を覗き込んだような感覚を覚えさせる本になっていると私は思った。

    ママとして、ママ友世界の話は良く聞く。その都度、自分はその世界にどっぷりハマるような環境にいなくて良かった、といつも思う。自分がうまく渡って行けるような世界ではないな、と。だからこの小説も身近な話題だけど、どこか別世界の出来事として読めた。

    さすが桐野、女性の心理が的確な観察と描写でとても良く描かれており非常にリアル。文章も内容の進み方もテンポが良く、どんどん読める。ほうー、ママカーストってこういう事なのかー、と解説本を読んでいるかのよう笑。

    でもなあ、主人公には同情も共感もできなかった。もっとしっかりしてくれー。自分は自分、他人は他人、そう思えないとハピネスは手に入れられないのでは・・と読みながら考えた。又は田舎コンプレックス、学歴コンプレックス、容姿コンプレックス、色々あると思うけどやはりコンプレックスは人を卑屈にさせてしまうものなのか。

    そしてラスト・・なんですか桐野さんこの爽やかな明るい終わり方は笑。もっとドロドロな結末なんじゃないの?!でも子供にとってはこれが良かったか。唯一、ドロドロっぽい結末で桐野らしさを見せてくれた「化けの皮がはがれた?」というママ達の一言は良かった。

  • もっともっとギトギトするかと思いきや。VERYの自意識どうなってるんだ?

  • タワマンというわかりやすいステータスを中心に、見栄と嘘と嫉妬と羨望と格下判定など女性特有の思いが渦巻くママ友世界の話です。
    他の方のレビューを見ていても、主人公に共感できないという感想が多く、確かに、なんでそこでそんな言い方しちゃうかな、とか、そこにこだわってる場合じゃないでしょう、とか、なかなか好きにはなれないタイプの女性が主人公です。
    その旦那もずっと逃げ回ってばっかりでなんなんだと思うし、セレブママ達も裏表ありそうで怖いし、出てくる人みんな「うーん」という感じです。
    それでも、これからどうなっていくのか、どういう結末を迎えるのかが気になって、一晩で読んでしまいました。
    そして結局、一番心に残っているのは、晴子がスリッパのまま三和土に降りてきて花奈を抱きしめるシーンです。
    心臓がぎゅぅっとなって涙が止まりませんでした。
    晴子と陽平だけが唯一共感できた人物かもしれません。
    色々納得できない部分もありましたが、花奈や晴子、陽平のことを考えると、これでよかったのかも、と思います。
    いぶパパは論外なほど嫌いです。

  • つまらない訳じゃないけどすんなり読み進めることが出来なかった。ママたちのどす黒い感情を暗に感じて息苦しさを覚えたからか。最後の方はすっと晴れていく感じがしてなかなかよかった。

  • ママ友小説とでも言うべきか。

    主人公の置かれている立場がもっと悲劇的と思いきや、それほどでもなくて割と現実的な路線だった。

    駅名や商業施設はすべて実在している場所で、ファッションや食事内容もさほどリッチなものではないので、実際にありそうな話だなぁと思った。

  • 【結婚は打算から始まり、見栄の衣をまとった。憧れのタワーマンションに暮らす若い母親。おしゃれなママたちのグループに入るが、隠していることがいくつもあった。】

  • ママ友小説。
    怖さはないけど、まあめんどくせーな。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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