SF宝石

  • 光文社 (2013年8月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (450ページ) / ISBN・EAN: 9784334928889

感想・レビュー・書評

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  • 新井素子さんの神様の話が一番良かった。

  • 2014/7/19 34読了

  • 上田早夕里「上海フランス租界祁斉路三二〇号」わずか40ページ弱にこれだけの重みを込められるのはSFというジャンル、そして上田早夕里という作家ならでは。田中啓文「集団自殺と百二十億頭のイノシシ」正直、この作家の名前は覚えていなかったのだけれど、読み進めるうちに「ああ、あの人か」と思わせる作風。終盤の畳み掛けるような攻勢、構成に大いに笑わせてもらった。結城充孝「ソラ」の甘酸っぱい感じも、中島たい子「中古レコード」の甘々なロマンスもよかった。とはいえ、SFアンソロということにこだわるならば、小林泰三「シミュレーション仮説」がスタイリッシュで"うまい"作品として最も評価できるかな、と。

  • 超豪華メンバーによる新作だというから大期待!

     オープニングは、すでにSF界の重鎮といえそうな(少しオーバーか)瀬名さん作品「擬眼(瀬名秀明)」。期待し過ぎなのか、テーマが暗いからか、難解で少しばかりがっかりする。

     二番手は軽いタッチの「ゲーム(新井素子)」。コメディって感じかな。

     苦手な「イグノラムス・イグノラビムス(円城塔)」については、今回はまともに読めた。しかも、けっこう楽しめた。ワープ鴨ってのが良いかどうかは別にして、ディック色を感じるな。

     そしてなんか本当の話のような「上海フランス租界祁斉路三二〇号(上田早夕里)」。歴史上の if を描く。このテーマいいなぁ。並行宇宙の創造。電子上なのか物質的なのかは触れない。前者だろうと思いながら読むのだが、どっちかは重要ではない。ただ、歴史上の if。いいなぁ。

     そして次はタイトル通りバカSF「集団自殺と百二十億頭のイノシシ(田中啓文)」。言葉遊びは面白いが、ただそれだけ。

     アンドロイドが脳死! その体を人間がという逆転発想がすばらしい「アフター・バースト(井上雅彦)」。あとひと捻りほしいところだな。

     期待の「「いおり童子」と「こむら返し」(小川一水)」だが、わかんないまま読了。残念。

     なにを言いたいのかがさっぱりわからない「ソラ(結城充考)」。なに?これ?

     ゾンビに原発事故を足して終末世界?「遺され島(樋口明雄)」は怒りさえ覚える駄作。紙の無駄。

     「中古レコード(中島たい子)」はなかなかの作品で驚いた。平凡だなぁと思ってたけど、オチはなかなかの出来。読み返せば伏線もあったかな。

     でも、「宇宙の修行者(両角長彦)」は超駄作。いくら玉石混交って言ってもひどいな。

     楽しみな「シミュレーション仮説(小林泰三)」だが、わかりにくく、おもしろくない。残念だ。

     「五カ月前から(石持浅海)」はオカルト。読ませる文章はいいけれど、これは少なくとも SF ではない。

     「レテの水(福田和代)」は良かった。睡眠ポッドという小道具もいいし、ディック風の非現実世界がいい。世にも奇妙な物語たな。

     エンディングの「レンタルベビー(東野圭吾)」はその点でオチが弱い。ダブルどんでん返しを狙ったんだろうが、外した感じだ。

     日本サイファイ復活ってわけじゃないだろうが、どしどしでてきてほしいな。やっぱり SF が好きだ!

  • 田中啓文の作品、これ大丈夫なの?!と思いながらイノブタを思った レオニこわい

  • 時間がなかったので、新井素子さんだけ読みました。
    新井さんは、神様ネタ好きですね(笑)

  • ☆4つ
    ネットで見つけて衝動買いした本である。いやなに、いつものようにお世話になってるトーハンのサイト:e-honでポッチしたのだけれど。
    そおして、福田和代さんと荒井注(ドリフやぁ、懐かしいなぁ)いやちがった新井素子が書いていたからでもある。
    暗い内容のSF短編集である と思った。ほとんどかなりの割合で人が死ぬ話である。そぉして大半がブラックユーモアSFとなって仕上がっている。
    いや、すんごく面白いよぉ~!って云ってるんですよぉ。みなはんすぐに飛んで行って買いましょう。雑誌なので安いよwww。
    あ、そそ最初に書くべきだったかもしれんけど、この本は初めて買った帯の着いた雑誌でした。

    そして、最も客寄せパンダ役の東野圭吾の作品は、なぁんとケチ!たったの20ペジしかない。。。 このぉ~!(でもさすが超売れっ子作家東野圭吾だぁ。のっけはウ○コのエピソードだけで終わっちまいそうだっけど、最後はかなり面白いお話になっていました。まいりました)
    あ、すまんこってす。すごすこ。

  • こういう短編はある程度、型が決まっているというか
    オチのつけ方が同じなものだけど、この中では
    「レンタルベビー」が一番良かった。
    これを最後に持ってきたので、本の印象が明るくなった。

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