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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784334929022
みんなの感想まとめ
心の成長と愛の絆をテーマにした物語が展開され、主人公ミーコの特技である「小さな宝物」を見つける力が描かれています。彼女は生まれてすぐに両親に捨てられ、祖父母に育てられながらも、周囲の人々との関係を通じ...
感想・レビュー・書評
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カラーン♪コロ〜ン♪
あら、お久しぶりです
こと!
本日は何になさいます
か?
え?幸せになる秘訣を
お知りになりたい?
では、こちらがお薦め
です。
え?生まれてきた意味
もお知りになりたい?
ええ、それもページに
忍ばせてございます。
はい、それでは御注文
を繰り返しますね。
宝箱のようなこちらの
本と、
バニラアイスに濃厚な
エスプレッソを注いだ
シルキーアフォガード、
以上でよろしいですね。
シュッ、トポトポトポ
……カチャ♪
それでは、ごゆっくり
お過ごしください♡ -
生まれてすぐに両親に捨てられ、祖父母に育てられたミーコの特技は、毎日、「小さな宝物」を見つけること。
ここまで読んで本を開いた。
「え?これ森沢明夫さんの小説なの?」
いわゆる夜の仕事と介護士と母親の3つを行うミーコの手。こりゃ森沢さんの新しい一面かと半ば魅せられながらミーコの半生を読み進める。祖父、同級生、養護教諭、ボーイフレンド、そして愛する娘・チーコの視点で描かれる物語から浮かび上がるミーコの像。暴力も悲哀もすべて受け止め、慈しみ深く大切な人々を包んでいく。
「心ってね、傷つかないで、磨かれるだけなの。やすりと一緒だよ。」「チーコもすごく痛かったと思うの-でもね、そのおかげでいま、ぴかびかに磨かれた心があるよ。ここにね」
これがミーコの愛。
祖父と祖母がミーコに与えてくれた大きな愛が彼女のからだに脈々と流れ、それがチーコに受け継がれていく。
読後感は春の薫風のよう。 -
もうちょっと登場人物を絞ったほうが奥行きが出たんじゃないかなぁなんて思っちゃいました
どの章もちょっとずつ足りない感じ
それと全体を通しては森沢明夫さんらしい優しい空気感があったんですが人物の設定とこの空気感があまり相性の良くない感じもしちゃったんですよね
うん、まあそう感じました -
久しぶりに森沢明夫さんの作品に癒されたくて手にとった『ミーコの宝箱』
全7章は全て主人公ミーコの物語
厳格な祖母と優しい祖父に育てられた幼少期
世間の偏見の中で過ごした思春期を経て
愛娘チーコを授かり介護と風俗で生計を立てながら、地に足をつけてしっかりと根を張るミーコの生き様に、ずっと涙腺が崩壊しっぱなしだった。
きっとチーコの結婚式並みに、私も明日は目が腫れているだろう笑
最初は過激で生々しいSMプレイの話から入り、面白い展開だなぁと驚いたのも束の間、数分後にはホロホロと涙が溢れて来た。
各章毎に様々な感情が押し寄せて来るので、心が揺さぶられて慌ただしい程だった。どれも綺麗事や美しく纏まった物語ではなく、厳しい現実を生きる中で確かにそこにある人間愛を感じた。
ネタバレになるので詳しくは避けるが、
私にとって特に茶色いお弁当の話は、亡き母に辛くあたってしまった思春期の記憶とリアルに重なった。戻れるのなら、あの頃に戻って母親に言えなかった素直な感謝の気持ちを伝えたい。
例え気付くのが遅れても、タイミングが見つけられなくても、相手が生きている間は誰にでも伝えるチャンスがある。素直に言えなかった思いを悔いながら、時には過去に背を向けて生きていくより、伝えたい思いをしっかり言葉にして相手に届けられる生き方をしたいと思う。
またミーコの生き方から、身近な幸せを見つけるのも見えなくするのも、自分の心次第だなぁとつくづく感じた。
これは同作家さんの『きらきら眼鏡』にも通じるものがあった。祖父が自作してくれたミーコの宝箱も、蓋に取り付けられた祖母の鏡も、見方を変えればそこにどんな思いが秘められているのかが分かるのだろう。
読後は温かく満ち足りた気持ちになった。
やっぱり森沢明夫さんは大人の癒しだ。
心のデトックス効果があるので、疲れ気味の時や、元気の出ない時にオススメの一冊。
以下、印象的だったフレーズ
「人って、生きていれば嫌なことが普通にたくさんあるでしょ?でも、目を鍛えると、嫌なことと同じか、それよりちょっぴりだけ多く、幸せを見つけることができるの
同じガラクタを見ても、ゴミに見える人と宝物に見える人がいるとしたら、せっかくだから、宝物に見える目を持った方がいいでしょ。その方が幸せになれるって」
「心ってね、傷つかないで、磨かれるだけなの。やすりと一緒だよ。やすりで磨くと、削られて痛むけど、でも、ごしごしやっているうちに、最後はぴかぴかに光るでしょ。
チーコもね、ずっと心にやすりをかけられていたから、すごく痛かったと思うの
でもね、そのおかげでいま、ぴかぴかに磨かれた心があるよ。ここにね。」 -
ここしばらく基本的にミステリーを読んできたせいか、このようなハートウォーミングなお話しは新鮮でさえあった。
全部で七章からなる小説であるが、このところ読書のペースが上がり過ぎていたのと、せっかくだから一つ一つをじっくり味わいたいとの考えから、一日一章と決めて、一週間かけてゆったりと読んだ。
いいお話しだった。いいお話し過ぎて(悪や闇がなくて)物足りなさも感じてしまったので、星は4つ。
でも、こういう心が洗われるようなお話しは半年に一冊くらいは読みたい。
本文より引用
■「毎日、小さな宝物を見つけるために、目はあるの」
「毎日、小さな宝物、か……」
「これ、おじいちゃんが教えてくれた、幸せになる秘訣です」
「いいな、それ」
どんなに辛くても、身の回りの小さな宝物を見つけて、それを見詰めていれば、人はそこそこ幸せに生きていくことができる。おじいちゃんはそう教えてくれたのだった。(「ミーコとナベちゃん」)
■「人間の心ってね、傷つけたくても、傷つかないようにできてるんだよ。心ってね、傷つかないで、磨かれるだけなの。やすりと一緒だよ。やすりで磨くと、削られて痛むけど、でも、ごしごしやっているうちに、最後はぴかぴかに光るでしょ」
「…………」
「チーコもね、ずっと心にやすりをかけられていたから、すごく痛かったと思うの……でもね、そのおかげでいま、ぴかぴかに磨かれた心があるよ。ここにね」(「チーコと工芸茶」)
もう62歳の私にどれくらいの「毎日」が残されているかわからないが、「小さな宝物」を見つけて生きていけたらいいな、と素直に思った。(そして、そんな、年甲斐もなく純真(単純?)な自分が結構好きだったりする(笑)。) -
日常の宝物に気付かせていただいた貴重な本。
受け取り方によっては幸せなんだよな。っと目線を本から遠くにして考える事がしばしば、、、。
またいつか読み直して今の気持ちを再認識したい。 -
出だしは好みでしたが、途中でなんだかわからなくなって、でも、読み進めたら、、、、よかった!の感想しかないです。
珠玉のフレーズが、この作品にあります。 -
辛い事を乗り越えた人は逞しく、強く賢く、そしてやさしい人になれますね
ミーコの祖父母は大切に時には厳しく育て上げる
子供は辛かったり悲しかったりする事が多いかも知れませんがちゃんと受け止めてくれる
もうこれだけで泣けてきた
三つ子の魂百まで
ミーコの今はやはり祖父母のお陰ですね 生きている事は感謝ですね -
ミーコの人生を通して、幸せに生きるために大事なことを学べた。
厳しすぎる祖母と、優しい祖父の二人の教えが、その後のミーコの人生の中で関わる他の人にも影響を与えて、彼らの生き方を少しだけ良い方向に変えていく。
それは、祖父母の言葉をミーコがちゃんと受け止めて、体現していたから。
ミーコの愛は、娘のチーコにも惜しみなく注がれて、その愛がチーコを死の願望から遠ざけることに成功している。
「母からの無償の愛」なんて簡単に言うけれど、ミーコの生き方が誰でもできるとは思えない。まるで聖母のような生き方。
でも、ミーコのように、毎日小さな宝物を見つける練習はやってみよう。
そこで感じた幸せは、自分や周りの人に少しだけ優しくできる一雫のうるおいになるのだと思う。 -
最高でした。ミーコカッコいい!
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両親とは縁が薄かったのかもしれないけれど、祖父母に育てられたのは正解だったんじゃないだろうか。
毎日小さな宝物をみつける。道端に咲いている花をみつけたとかそんな些細なことでいい。いいな、それ。
ありがとうの手というのもうまいこと言うわ。
「心ってね、傷つかないで、磨かれるだけなの」(p.283)
そう考えると、ちょっと嫌なことがあっても心がピカピカになると喜べそう。
そうありたいな。 -
ミーコを産んですぐ16歳の母は失踪
父は実家にミーコを預けてアメリカへ
父方の祖父母に育てられたミーコ
祖父は指物師で、とても優しかった。
祖母は虐待の様な事をし、とてもとても怖かった…。
ミーコの記憶には優しかった祖父・厳しかった祖母
でも、祖母の厳しさには理由があった。
自分の産み育てた息子の無責任さに激しい自責の念があり、
親が居ないというだけで、これから厳しさに耐えなければ
いけないミーコの将来を慮っての事だった。
ミーコの痛みは、厳しく叱る彼女の痛みだった。
自分はミーコの躾をする役目…。
心の優しさを育てるのは祖父にして欲しいと願ってた。
でも、祖父母の気持ちが届かず、
中学では家を嫌がり、その後絶縁状態になったのは辛かったなぁ。
でも、祖父母の教えはミーコの心の真ん中にしっかりあった。
『目は、毎日小さな宝物を見付ける為にある』
『手は、ありがとうの手にしなさい。他人様からお礼を言われる為にある』
また美しいミーコの所作や裁縫・料理
お祖母ちゃんの躾がいきてたね。
ミーコの心の在りようも、心にしっかり芯があるのも
やはり祖父母のおかげだったよね。
波瀾万丈の人生のミーコだったが、ミーコに関わる人達の
心を救っていった。前に進む勇気を与えていった。
ミーコの素敵な心は娘チーコにもしっかり受け継がれていた。
あんなに愛情一杯に育てたんだもんね。
現在の幸せそうなミーコの姿も嬉しかったし、
新しい幸せの予感にも口元がほころびました。 -
今まで読んだ森沢明夫さんの小説とちょっと違うので、初めは違和感がありました。
しかし、やっぱり森沢明夫さんですね
強烈なおばあちゃんだけど、1番にミーコの事を考えている優しくて強く、たくましい女性
ミーコにとっては辛い記憶でも、おばあちゃんがありがとうの手を教えてくれたから、沢山の事を乗り越えてこれたし、おじいちゃんに教えてもらった幸せを見つけられる目で宝物をたくさん見つける事ができた。
自分だけ幸せではなく、周りのみんなの幸せを自分の幸せと思えるようになりたいと思えました。
チーコが幸せになり、そしてミーコの幸せも見たいと願ってます。
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主人公のモデルとなった女性にお会いしてみて
とても素敵な方だったので読んでみました。
どこまでが実話なのかわからないけど
とてもおもしろかったです。
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『心ってね、傷つかないで、磨かれるだけなの』
性やいじめや暴力など生々しい描写に少し抵抗を感じるところもあったけど、揺るがない大きな愛と信念の描写によってそれらが脇役になっていた。
愛されている実感を持てると、強い! -
「小さな幸せを見付けて集めて、大きな幸せにするの。」私が弱い自分に言い聞かせるように、心の中でよく唱えている言葉です。だからこそ、『1日1個、小さな宝物を見つけなさい。』作中のこの言葉が私の胸にとても響き共感を呼びました。
子供の頃辛かったこと、心配かけまいと黙っていたこと。それでもちゃんと見ていてくれた人はいて、普通じゃなくとも、厳しくとも、とても愛されていたという事実に温かな涙が溢れます。伝わっていたからこそ、大人になった私も誰かを愛し守ることが出来る。小さくて傷だらけでボロボロだった手が、今では誰かの心を温める為に必要なのだといつからか気付きました。だから私は、この手が皺だらけになっても、愛しい人を撫で包み込んであげたいのです。
さみしいという感情に初めて包まれ泣いたのはいくつの時だったでしょう。私は愛されていない、と泣き続けた夜をよく覚えています。きっと、誰にでもあることなのかもしれません。重要なのは、その気持ちを大人になっても覚えていられるか、この子達にはそんな涙は流させない、と想う決意ではないでしょうか。
『ありがとね、生きていてくれて』。
涙がとめどなく溢れ、止まらなかった。私もあの頃そう言われていたら…
でも気付きました。今現在、私にはそう伝えてくれる人がいることに。私の何よりの、宝物。
読了後、暫く温かな涙で幸福感でいっぱいになりました。大切な人に、読んで欲しい作品です。 -
最初はどうなることかと思ったけれど主人公のミーコが心優しく礼儀正しい女性。身勝手な両親の代わりに祖父母に育てられたミーコは厳しく愛情たっぷりに育てられた。
※ミーコを捨てた母を憎むではなく産んでくれたと感謝する方が幸せになれる
※傷つくではなく磨かれていると考えてだんだん光輝いていく自分を楽しみに生きる -
温かみのあることや良いことを言っているところももちろんあったが、イマイチ好きになれない話だった。(題材にした人はいても、これ自体はフィクションということなので余計に)
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いい話なんだけど、『生皮』を読んだ直後だったので、DVとか風俗とか、どの感情で読めばいいかわからなかったー。
母性を軸にしたファンタジー。
おばあちゃんの虐待が不幸のはじまりなんだけど、なぜそうなった?おばあちゃんの捻れがいまいちわからなかった。息子への絶望感から自罰感情が愛する孫へ向かったのかな?
著者プロフィール
森沢明夫の作品
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感想 :

この作品、ココの住人さんたちかなりの確率で通っているんですよね。
オイラも続こうかな。
この作品、ココの住人さんたちかなりの確率で通っているんですよね。
オイラも続こうかな。
はい!
いただきます笑!
はい!
いただきます笑!