- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929077
感想・レビュー・書評
-
活字が好きな人におすすめの本
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
関西特有のドタバタ感からのほっこり。
テンポよく進んでいくので、さらっと読めました。 -
中場氏の作品は、以前、「バラガキ」を読んだ。
非常に面白かった。
イケメン・土方歳三のポートレイトにけしからん落書きのしてある表紙の、あの本です。
で、この本も面白いのではないかと思って読んだ。
文章・文体にはリズムがあると思う。
この作品は、「浪花のロケンロール」
結末は「浪花節」風なところもあったが、エエ話であった。
表紙のトラックのナンバープレートが『11・88』
良いパパ?
金使い荒い、虚言癖あり、派手、派手、尻も軽い、言動も軽い、目立ちたがり…
な嫁が、或る日消えた。
2歳半の娘は、じいちゃんに預けられたままである。
必死で運送の仕事をしてきた健二は…
私は基本的に、同性である女性の味方である。
しかし、この作品は、男性である健二が主人公であり、逃げた女房・香織はどちらかと言えば好きなタイプではなかったので、主人公に感情移入して読んでいた。
しかし、主人公・健二は、嫁にぞっこんである。
この物語は、
『嫁をたずねて三千里』
なのだろう。
健二の父親の秀二さんが素敵だな。
詩織ちゃん@今年で3歳が、頭良すぎ!
健二のオカンの美智子さんはじめ、大阪のおばちゃんの関西弁が良い。
人情や、人情! -
大型タンクローリーのドライバー、健二が五日間の仕事の後に帰宅すると、家の中は空っぽ。2歳の娘、詩織を残して喧嘩中の妻が家出をしていた。この家出シーンからすでに笑えるが、前半は大阪のおっちゃんによるドギツい会話や、詩織の言動にひたすら笑えた。後半は、健二の大変な子育て、どうしようもないダメ嫁の意外な面を見つけたりと、ちょっとしんみり。ラストはやや、駆け足だったけれど、ヒヤッとしたり、少しドッキリな事実もありで楽しく読了。でももう少し、この2人の仕事風景を楽しみたかった!
-
主人公はトラック運転手。数日仕事で家を空け、帰宅すると家財道具一式をもって嫁が家出していた。帯を読んで、使用中の蛍光灯まで持って出て行く嫁が面白そうで、図書館で借りたけど、思いがけずイライラする話でした。
嫁にイライラ、主人公にイライラ、喧嘩ばかりのお兄さんにイライラ。コテコテの関西弁とそのやりとりのノリについていけない。
2歳後半の娘のシーちゃんが賢すぎる。いくら賢い子という設定でもそんな空気の読んだ発言をする2歳児はいないと思う。2歳の子にチョコばっかり食べさせているのもどうかと思う。2歳にチョコは早すぎる。反対に2歳後半ならもうオムツはとれてもいいはず。
最後もぼんやり終わってて消化不良。
自分の価値観とあまりに合わなすぎた。 -
良い。
中場利一らしい温かい物語。 -
男気はあっても子育てなど全くしない長距離ドライバー。娘を積んでどこまでも。
-
・・・
中場さんお得意の
果たして実在するのかと思う
破天荒な関西弁ヤンキー夫婦の
ドタバタ愛情小説。
世のダンナさま、
パートナーに感謝して、協力して
さらなる愛情を注ぎませう♡
いなくなると さみしいんだよー(・∀・)
読後はハッピー気分 ♪