伊藤博文邸の怪事件

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 101
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929084

感想・レビュー・書評

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  • ※図書館

  • なんか物足りない

    歴史的背景の説明が多いからかなー
    まぁ、それがしっかり書いてないと
    動機が『?』になってしまうわけだけれど…

    杉山君の素っ頓狂がひどい
    フツー、疑惑の人に助けを求める?

    シリーズ物なので
    次の月輪に期待したいと思う

  • 図書館で借りてきた。

    現代ミステリーかと思いきや・・・
    まさかの実際にあった話。

    まずそこにドッキリ
    次に難しい漢字で辞書引きながら読むのにどっきり
    そして、割と犯人が見つかるまでが長い(容疑者が多い)

    文献を現代語にしたからなのか、難しい漢字や表現が多くて、辞書を引きながらなので話にいまいち入り込めないことが多々ありました。

    この本で良かったことは、一般人の視点で偉人が写っていることですね。
    大河ドラマだとどうしても「関係者目線」で出てくる偉人がそこまで恐れ多いと感じなくなっちゃうんですよね・・・

    でもこの本の主人公は本当の意味での「一般人」が巻き込まれているので、伊藤博文がどんな人なのかが一般人の目線で書かれているので好感が持てました。

    そういう目線での本ってなかなかないので、読めてよかったです。

  • 伊藤博史邸の書生として訪れた主人公と風変わりな男月輪が密室殺人などの連続殺人事件に巻き込まれる。
    出てくる登場人物にスパイが潜り込んでいる疑いがあったり屋敷に出入りする人間がいるなど、事件との関わりを探っていく様子を楽しめる作品。

    犯人が探偵役である点は少々驚かされたがプロローグが事件を振り返る主人公視点であったため想定内にはあった。

  • 私の好物の、明治時代・書生・ミステリ という三大カテゴリの作品だと事前に紹介されてワクワクしながら読みましたが、思ってたほどたぎるものがありませんでしたねー…。
    語り手である主人公と探偵役ポジションのあの人との絡みが少ない、実際のあの時代の出来事(大日本帝国憲法発布絡み)や実在の人物と登場人物を絡めようとして無駄に空回りしてる印象が否めない。そして風俗描写が少ないというか、描写してるポイントが私の好みでないというか……。
    全体的にいろいろなところが微妙に物足りなくて残念な印象。(まあ、ハードカバー本292ページですが、余白も多いし、文章量からするとかなりボリューム少ない本ですよね)

    参考までに、私の場合、こういう時代小説風+ミステリの作品だと三木笙子先生の作品のが好みですね。

  • 明治時代×本格推理小説。

    この時代の歴史モノが好きなのと、推理モノが好きな私には何と魅力的なキーワードの並び。前者においては、まぁまぁ満足。伊藤博文という史実上の人物はもちろん、明治という時代背景もしっかり描かれていて、歴史的興味が増す。しかしながら、後者においては、ホームズ&ワトソン的な、よく目にするコンビ探偵はいいとして、結局のところ、トリックも本格モノと言われる作品にはよくあるケースだったのはウーンという感じ。このタイプ、ちょっと思い出すだけでも幾つか挙げられるんだけど、、、。まぁ、王道というべきなのか。だとしたら、もう一捻り欲しいところ。
    にしても、名探偵月輪として続編が出されているようですが、これ、続くのだろうか?

  •  時は明治、伊藤博文邸で起きた怪事件の顛末を、住み込みの書生が遺した手記を元に、現代の作家が小説として書き直したという体の、歴史ミステリ。
     実在の人物も多く登場する中、大日本帝国憲法発布の経緯など政治的背景を描写しつつ、連続殺人の真相が明かされるが、これは一種の叙述ミステリの類に入る。
     手記に基づいて仕立てられた推理小説であるという、本作の構成自体が最大のトリックだろう。
     ここは素直に、してやられたと言っておこうか。

  • 読んでいてそんな設定はあり得るのかなあという部分はところどころあったけれども、ミステリ小説としてのトリックや最後の謎解きはよかったと思う。ただ、犯人の動機が動機だけに、最後のカタルシスが正直いまいちだった思いは払拭できず。(普通はやはり最後の謎解きの場面こそは物語のクライマックスとなって盛り上がるはずだと思うのだが、あまりにもサラーっと流れていっていつの間にか終わってた、みたいな)

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