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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784334929084
感想・レビュー・書評
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伊藤博文邸での殺人ミステリー。
ちょっと注釈が多いけど歴史背景も分かりやすいし、想像してなかった最後でまんまと騙された笑 -
"名探偵・月輪龍太郎シリーズ"の第1巻。
面白かった。
伊藤博文だけでなく、津田梅子なども登場。その他、幕末から明治の偉人の名前もたくさん登場し、鹿鳴館のシーンなどもある。ところどころで、説明される明治の政治的・歴史的な背景や伊藤博文の思想には難しいところもあったが、明治の雰囲気も感じることができる面白いミステリーだった。
伊藤博文のお屋敷での殺人。
政治的な厄介事や伊藤博文の暗殺計画も絡んでいるように見られ、物語の語り手で伊藤邸の新米書生でもあった杉山潤之助は、同じく新米書生の月輪龍太郎と探偵の真似事を始める。
最後まで読んで、思わぬ真相に驚くとともに、「これは、"月輪龍太郎シリーズ"なのか…」と感じた(笑)
ラストに、その後の潤之助の人生がざっくり書いてあったが、その時点ではシリーズ化する考えが無かったのだろうか。
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伊藤博文の屋敷で起こった事件の真相を記した古文書を入手した一人の小説家が、その内容を起こしたという体のミステリー。
犯人、トリック解明の段。犯人の心情が淡々としていて、理解できない怖さはあれど、謎解きのよろこびのようなものは少なかったかな。
それまで疑っていなかった人間関係が、崩れ出した場面は、現実が崩れる恐怖が少しあったけども、ううん。
淡々と物語が進んでいった感想。 -
久しぶりに明治時代物を読み、この時代特有の雰囲気に浸れました。名探偵が出てくるわけではないし、庶民視点の推理物といった感じです。
シリーズらしいのでこの先も読んでみたいです。 -
※図書館
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なんか物足りない
歴史的背景の説明が多いからかなー
まぁ、それがしっかり書いてないと
動機が『?』になってしまうわけだけれど…
杉山君の素っ頓狂がひどい
フツー、疑惑の人に助けを求める?
シリーズ物なので
次の月輪に期待したいと思う -
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図書館で借りてきた。
現代ミステリーかと思いきや・・・
まさかの実際にあった話。
まずそこにドッキリ
次に難しい漢字で辞書引きながら読むのにどっきり
そして、割と犯人が見つかるまでが長い(容疑者が多い)
文献を現代語にしたからなのか、難しい漢字や表現が多くて、辞書を引きながらなので話にいまいち入り込めないことが多々ありました。
この本で良かったことは、一般人の視点で偉人が写っていることですね。
大河ドラマだとどうしても「関係者目線」で出てくる偉人がそこまで恐れ多いと感じなくなっちゃうんですよね・・・
でもこの本の主人公は本当の意味での「一般人」が巻き込まれているので、伊藤博文がどんな人なのかが一般人の目線で書かれているので好感が持てました。
そういう目線での本ってなかなかないので、読めてよかったです。 -
私の好物の、明治時代・書生・ミステリ という三大カテゴリの作品だと事前に紹介されてワクワクしながら読みましたが、思ってたほどたぎるものがありませんでしたねー…。
語り手である主人公と探偵役ポジションのあの人との絡みが少ない、実際のあの時代の出来事(大日本帝国憲法発布絡み)や実在の人物と登場人物を絡めようとして無駄に空回りしてる印象が否めない。そして風俗描写が少ないというか、描写してるポイントが私の好みでないというか……。
全体的にいろいろなところが微妙に物足りなくて残念な印象。(まあ、ハードカバー本292ページですが、余白も多いし、文章量からするとかなりボリューム少ない本ですよね)
参考までに、私の場合、こういう時代小説風+ミステリの作品だと三木笙子先生の作品のが好みですね。 -
明治時代×本格推理小説。
この時代の歴史モノが好きなのと、推理モノが好きな私には何と魅力的なキーワードの並び。前者においては、まぁまぁ満足。伊藤博文という史実上の人物はもちろん、明治という時代背景もしっかり描かれていて、歴史的興味が増す。しかしながら、後者においては、ホームズ&ワトソン的な、よく目にするコンビ探偵はいいとして、結局のところ、トリックも本格モノと言われる作品にはよくあるケースだったのはウーンという感じ。このタイプ、ちょっと思い出すだけでも幾つか挙げられるんだけど、、、。まぁ、王道というべきなのか。だとしたら、もう一捻り欲しいところ。
にしても、名探偵月輪として続編が出されているようですが、これ、続くのだろうか? -
読んでいてそんな設定はあり得るのかなあという部分はところどころあったけれども、ミステリ小説としてのトリックや最後の謎解きはよかったと思う。ただ、犯人の動機が動機だけに、最後のカタルシスが正直いまいちだった思いは払拭できず。(普通はやはり最後の謎解きの場面こそは物語のクライマックスとなって盛り上がるはずだと思うのだが、あまりにもサラーっと流れていっていつの間にか終わってた、みたいな)
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まあまあ
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伊藤博文と時代背景からして、何となく民権運動がらみの穏やかじゃない話は想像できたが、当時の住込み書生の手記という形で紹介されるのが妙味。同じ階の同居人たちに隠された共通の秘密も、事件の展開を面白くしている。相部屋の別の書生との推理合戦が辿りついた先は?
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この作者の本を読むのは初めてだったけど
ミステリー要素が強い時代小説をずっと書かれていた方のようで
本作も明治時代の憲法発布前後に伊藤博文邸宅内で起こった
殺人事件を描いたミステリーになっている。
明治という時代の雰囲気や世相をうまく描きながら
ミステリーとしての物語を展開していくのは
さすがに手馴れていて、読みづらさや戸惑いはほぼ皆無。
明治という一昔前の時代の中で展開されていることもあり
ミステリーとしてはクラシックな薫りがする内容。
ただ、驚きや意外性は十分に含まれていて
明治という時代の雰囲気に酔いながらも
ミステリーとしても楽しめる良作に仕上がっている。
ゲームの藤堂龍之介探偵日記シリーズなんかが好きな人は
面白く読めるんじゃないかなあと思った。
岡田秀文の作品
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