この雨が上がる頃

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 120
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929190

感想・レビュー・書評

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  • 雨の一日に起こる短編集。軽めなテイスト。意外などんでん返しもあったり、イヤミスあったり、切なさあったり様々な味のある作品集。

  • (収録作品)この雨が上がる頃/雨のバースデー/プロポーズは雨の日に/密室の雨音/軍艦橋に降る雨/記憶と雨とニート/地検の通り雨

  • 雨があがる頃に決着をはかる本格推理小説。叙述トリックを駆使してミスリード狙いのどんでん返し。
    軽いタッチで物語展開を盛り上げているので読みやすい。短編読み切り集なのでどこから読んでもいい。
    最後の書き下ろし短編は、お馴染みの検事が筋読みをする。この本で一番面白く読めた。

  • 短編集。あぁ・・・ってなるパターンのお話が多かったです。
    滝川さん、登場!!

  • どれもおもしろかった。短編集ながら満足感は高い。最後にひっくり返る構成もさることながら、人間模様を描くのもうまい。

  • 全ての短編が意外な結末で面白かったです。
    まず最初の「この雨が上がる頃」で「え~~!」ってなってからはグイグイ読めました。

    次の「雨のバースデー」は最後に「???」ってなって、もう一度最初から読んでみたり・・・
    意外すぎて意味が分かりませんでした^^;

    その後も全部最後に一ひねりあって、短編ながら結構読みごたえがありました。
    少し後味が悪い話や、ほっこりする話、切ない話と読後感も様々で飽きずに読めました。

    全編通して雨の1日(全て同じ日に起こった事件)なのですが、雨の雰囲気がお話に合っていて、良かったです。晴れだったらこのような事件は起きなかったんじゃないかな?と思わされました。

  • 苦手な話と好みの話、いろいろありました。
    面白かったです。

  • 大門剛明の短編集。読みやすかったが、ちょっとご都合主義なプロットでは。この人の作品の登場人物、特に女性はまったく魅力的に感じない。

  • 2014/7/15
    短編集。読みやすい。

  • 以前読んだ重いテーマの「雪冤」とは全く違って、サクサク読める雨にまつわるミステリー短編集。
    どんどん読み進め、予想外の結末に「え?!」。

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著者プロフィール

1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞、及びテレビ東京賞をW受賞。ほかの著作に、『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』など。

「2023年 『正義の天秤 毒樹の果実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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