神の子 上

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 756
レビュー : 103
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929572

感想・レビュー・書評

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  • 面倒臭いしお金がかかるという理由で出生届が出されず戸籍がないまま生きてきた推定18歳の少年「町田博史」。
    愛されることを知らず、生きるためにはどんなことでもやってきた彼の瞳は暗く冷たい。彼の中の小さな光、 優しさを信じたい私は彼の言葉や行動に翻弄されっぱなし。
    町田の不思議な魅力や才能に惹かれ少しずつ彼の周りに人が集まる。その中には闇の組織の姿も…。

    町田を変えるのではなく、私の力で変われるチャンスをあげたいと言う悦子さんの言葉に感動。徳さんの言葉にも。彼らの思いが届き町田は変わる事が出来るのか、下に続く。

    • azu-azumyさん
      けいたんさん、こんばんは~♪
      薬丸岳さんの『刑事のまなざし』を読み終えたばかりなのですが、すっかり薬丸ファンになっています。
      と言っても...
      けいたんさん、こんばんは~♪
      薬丸岳さんの『刑事のまなざし』を読み終えたばかりなのですが、すっかり薬丸ファンになっています。
      と言っても、まだ3冊しか読んでいないのですが~(苦笑)
      この本も面白そうですね!
      ぜひ、読んでみたいです。

      『賢者はベンチで~』にもコメントありがとうございます!
      とっても嬉しいです♪
      近藤史恵さんのおススメ本とのことですね。
      私が近藤さんの本と出会ったのは『タルト・タタンの夢』でした。
      この本で近藤さん好きかも…と思い、すぐさま続編の『ヴァン・ショーをあなたに』を読みました。
      そして、すっかりハマりました~(笑)
      『サクリファイス』はちょっと…、とのことでしたら、やっぱり『タルト・タタンの夢』はいかがでしょう~♪
      2015/11/12
  • 【図書館】面白い!仕事終わって早く続き読みたくてまっすぐ帰宅したくらい(笑)町田と稔が最後は幸せになって欲しいけど、どうなるんだろう。下巻読みます。

  •  無戸籍で学校にも通ったことがない、町田。
    でも、IQ161という驚異的な能力を犯罪組織から狙われる。
     恩人の工場を救うためにその高い能力を使おうとする町田の手段が早く知りたくて、下巻を早く読みたいです。
     又町田の唯一の弱点である、ミノルとの今後も気になります。

  • *母親の育児放棄により18歳まで戸籍がなく、義務教育すら受けていない主人公が、家を飛び出した後にIQ161以上の天才的頭脳を認められ、詐欺の世界で身を立てていくがー*
    上巻は人物設定もストーリー展開もよく練られて、面白さにわくわくしながら一気読み。感情の欠落した主人公がちらりと見せる人間らしさも良い。ただ、下巻になると急に失速感が・・・悪のフィクサーがあっさりやられ過ぎだし、組織の人間関係やスパイ合戦もややこしい。他にも、周囲の素人さんが無鉄砲過ぎる上そのくだりが長くて食傷気味だし、木崎のラストは無理矢理過ぎてがっかり。全体的には面白い展開なだけに、下巻の出来が残念でした。てことで、上巻☆5、下巻☆3です。

  • 『天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。』

    愚かな母が産み、出生届も出されず戸籍すら持たずに放置されていたヒロシ
    稔は唯一の友達であり、外界とのたったひとつの接点だった。
    14歳で家を飛び出し生きる為、室井の組織で振り込め詐欺のシナリオを書いていた。
    室井の命令で稔を殺せと命じられ…。
    稔が逆に組織の人間を殺してしまう。
    ヒロシは、稔の罪を被り組織から逃れるように少年院へ…。
    少年院で戸籍を取得…町田博史…IQ161以上…。
    少年院で、稔に良く似た体型・知的障害の雨宮と出会う。
    しかし、雨宮の知的障害は演技だった。室井の差し金だった。
    いつまでも、町田を欲する室井…。
    教官の内藤の計らいで金属加工会社に住み込む
    家庭の温かさを知って欲しい…。
    しかし、身元引受先にも決して心を許す事の無かった町田
    大学に通う町田の人間関係は少し広がり始めた。
    しかし、町田を巡って不穏な動きをする影も見え隠れしていた…。

    先の展開が気になり一気に読めました。
    愛されず、愛さず、己の頭脳だけを頼りに生きて来た町田
    生き残る為には手段を選ばない…。
    町田の起こす会社はどうなるのか?
    組織の黒幕の室井がそこまで町田に拘る理由は?
    雨宮と行動を共にする小杉とは何者なのか?
    稔と再会出来るのか?
    心を閉ざす町田の様子が少し変わってきているのでは…。

    謎が深まるばかり…。
    町田の運命とは…。
    下巻が楽しみです。

  • 三者三様になってきた。気になるのは雨宮。
    まっとうに生きてくれ。

  • 薬丸さんの小説は少年犯罪や刑法39条など犯罪に関わる難問題をいつも題材にされていて、本当にチャレンジャーだなと感じます。訴えたいことが一つ事、はっきりされているからなのでしょうね。

    ちょうど少年犯罪の贖罪についての本を併読しているので、上巻前半の話は非常に臨場感を感じながら読みました。

    上巻後半に入ってくると、ばらばらだった話がたぶんこうきてこういってああなるだろうな、という予測がついてきて実際そうなりました(笑)
    でもきっとここからなのだろうな、といいところで区切りのついた上巻を読み終えて思います。

    これからの展開にどんでん返しがあるのか、あっと驚く何かがあるのか、薬丸さんならきっと何かあるだろう!ないわけないさとものすごく期待をしながら、そして主人公の人生はどういう方向へ行くのか楽しみに下巻へ進みます。

  • 戸籍のない少年と裏社会…
    面白い!下へ!

  • 博史も雨宮も壮絶な人生すぎる。

    組織に歯向かったという点では同じだけど、そこに至るまでの経緯はもちろん違う。

    室井のなんともいえない、底知れぬ怖さみたいなものもある。


    一度裏社会に足を突っ込んじゃうとそう簡単には抜け出せないんだなーと。


    それと平行して今までになかった合成樹脂を使っての商品化、会社設立の件、磯貝の義手の件も複雑に絡み合って、博史を巻き込んでいく。


    上巻の最後は小杉に驚かされた。
    なんとなく、ただ者ではないと思ってたけど、雨宮に近い人物なのかな?
    すごく気になる終わりかただったから下巻もすぐ読む!

  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    殺人事件の容疑者として逮捕された少年には、戸籍がなかった。十八歳くらいだと推定され、「町田博史」と名付けられた少年は、少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録する。法務教官の内藤は、町田が何を考えているか読めず、彼が入所したことによって院内に起こった不協和音に頭を悩ませていた。やがて、何人かの少年を巻きこんだ脱走事件の発生によって、事態は意外な展開を見せる…。

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著者プロフィール

薬丸 岳(やくまる がく)
1969年生まれ、兵庫県明石市出身。1988年、駒澤大学高等学校を卒業。高野和明の『13階段』の影響で小説家を目指し、2005年『天使のナイフ』が生まれる。同作で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。日本推理作家協会現会員。
2016年『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞、2017年「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞(短編部門)をそれぞれ受賞。その他の代表作として「刑事・夏目信人シリーズ」があり、2018年2月にシリーズ最新作『刑事の怒り』が刊行されている。

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