- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929572
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
戸籍がないまま育った博史は、驚異的な頭脳を室井に見込まれ
犯罪組織に関わる。
組織を抜け出し少年院に入るが、室井は執拗に博史を追い続け...
博史が前原製作所に厄介になり
大学で為井や繁村と出会うまで。
博史がどう変わっていくのか、変わらないのか
稔はどこへ行ったのか。。。
早く下巻が読みたい。 -
「ドラゴン タトゥーの女」とは違うが、主人公が一度見た事は画像として記録する事が出来る点は同じ、ある人との出会で人生が変り出すが、本作品も同じような展開か。下巻が楽しみ。
-
薬丸岳の初長編、よかった
-
驚異的な知能を持ちながらも、戸籍を与えられず育った少年・町田。生きるために犯罪に手を染めた彼がさまざまな出会いを糧にして、その後の人生を歩む物語。
更生の物語というのは薬丸作品では多いのだけれど。むしろ町田は更生するというより、もともとこういう人間だったんだろうな、と思いました。だからこそ彼にまともな環境が最初から与えられなかったことがなんとも哀しくて。でもこういう問題、現実にもあるのでしょうね。
そして彼を取り巻く人々の物語も壮大。町田と関わることで影響を受け、変わる人物も少なくなく。まさしく人間は一人で生きているのではない、ということか。
室井率いる組織の存在が大きな謎ではあったのだけれど。意外と人間的というかなんというか……彼もまた神などではなく、人間だったということなんだろうなあ。 -
とんでもなく非常識な母親に育てられた?少年。まともな考えを持つのは難しい。しかし、人間的な優しさを垣間見せる。第三者からの親しみや親切にはそれに応えようとする。今後どうなって行くのだろうか?問題は室井だ。こいつが、このあとどう絡んでくるかが気になる。為井はほとんどひろしやたのメンバーのおかげで社長になった訳だが、どこかで活躍するのか?晶子を追っかけているだけなんてことは許されんぞ。その晶子も何かしら今後のストーリーのキーになるのか?とにかく、今後の展開が気になる。
-
最初人物と話の流れを掴むのに時間かかったけどあっという間に読めた。下巻たのしみ
-
下巻にまとめて。