- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929589
感想・レビュー・書評
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薬丸岳さんの本はやっぱり面白い!!
18歳まで戸籍がなかった博史。
神から与えられたかのようなその頭脳だけを頼りに、彼が生きるために選んだ道とは…
ページを繰る手が止められず。
週末に上下巻を一気読みでした。 -
『おれは生きるためならどんなことでもする。ただし、それは自分が生きるためだけにすることだ。
他人のためにそんなことはしない。』
身元引受人の前原製作所の仕事を手伝いながら大学に通う町田。
同じ大学の学生のタメイドラッグの御曹司為井・発明家の繁村・晶子・リサらの会社『STN』設立を
手伝う事になる。
周囲は賑やかになり町田の感情も変化しているように見えた。
会社はスキンアイカバーという商品がヒットした事によって、多くの従業員を雇い入れ事務所も移転…
順調に成長していた。
しかし、全ての始まりだった殺人事件と、室井が率いる組織は町田を放っておいてはくれなかった…。
室井とは、本名木崎一郎
8歳で保護されるまで彼は名前すら覚えていない。
新しい戸籍が与えられた。どこか町田と似た境遇…。
木崎の狙いは町田を組織に引き戻す事ではなく、町田が大切にしているものを壊す事にあるのではないか…
STNの健康被害の問題・前原製作所の家事も、そして稔が施設から連れ去られた事も…。
犯罪組織を率いる室井とは一体何者なのか?
何故これ程までに町田に執着するのか?
徐々に明らかにされていきます。
もう少し室井について深く知りたかったです。
壮大な反社会組織を描き出そうとしていて、最後数十頁迄、終わりが想像もできませんでした。
そして、町田と木崎(室井)の直接対決はどの様になるんだろう?って思っていましたが、
現在の木崎(室井)の状況に驚き…余りにもあっけなく勝敗がついてしまった。
変わらなかった木崎(室井)と、信頼し合える仲間を持ちそういう存在が大きな力となりどんな苦境に立たされ
ても這い上がれると思える様になった町田との違いなのかな。町田の置かれた状況は、とても過酷で絶望的
に孤独なのですが、周囲の人達と自分の強さや努力によって少しずつ変わっていき、
少しずつ幸せになってゆくのがとっても良かったです。
ラストは希望に満ちた終わり方でホッとしました。 -
すごくいい本だった。薬丸さん本当に面白い。
綺麗すぎる終わり方だったけど、すごくいい気持ちになれる本。
イヤミス大好きだけど、やっぱり精神衛生上はハッピーエンドの方がいい。こんな殺伐とした時だから、心が温かくなるラストがとても良かった。
900ページ越えの上下巻で超大作だったけど、あっという間に読了。とにかく次が気になって気になって。その反面、読み終わるのが惜しくて残りのページが少なくなるのが寂しかった。
ただ、もやもやが3つ。
①結局、神の子とは一体何だったのか?
②大物政治家も領事館も自由に使える闇のフィクサーって一体どんな活動をしているのか?出てきたのは振り込め詐欺だけだったのでいまいちどんな恐ろしい組織なのかピンとこなかったかな。
③木崎が唯一愛した11歳で自殺した少女って誰?ここってさらっと流すとこ? -
上巻からの続き。
主人公の町田の成長も感じ取れる内容ですが、それよりも町田の周辺の人物の物語が中心です。終わりは意外にあっけなかったです。
町田の圧倒的な頭脳を利用した大逆転劇なんていうのを期待しながら読みましたがそうではありませんでした。
でも十分読みごたえがあり面白い作品です。 -
よかったよー。仲間っていいね。最後の方までなかなか展開が読めなくてどうやって終わるんだろうと思っていたけど、いろんなものを回収して無事着地。いろんな苦境があるかもしれないけどこの仲間ならきっと乗り越えられるよ。
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面白い‼️最後がいい‼️町田が自分の才能をいい方に生かして自分は表に出ない。そんな人間性にひかれました
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良かった。
町田君を取り巻く人々が彼を支えてくれて、彼が良い人になっていった。途中、事件が起きて不安になり、周りの人を遠ざけたりする優しさなどがみられて良かった。
どんなに不幸な生い立ちでも、それ以後に出会う人々によるのだなと思った。
面白かった!
神の子、いいですよね〜♪
私は図書館で借りて読んだのですが、町田くんを好きになってしまい、文庫化されてすぐ...
神の子、いいですよね〜♪
私は図書館で借りて読んだのですが、町田くんを好きになってしまい、文庫化されてすぐ文庫本を買いました(笑)
素敵な言葉もたくさんでしたね♪
コメントありがとうございます。
神の子、本当に良いですね!
家事もそっちのけで一気読みしてしまい...
コメントありがとうございます。
神の子、本当に良いですね!
家事もそっちのけで一気読みしてしまいました(笑)
私も図書館で借りて読みました。
文庫本を買われたのですね。
うんうん、その気持ちよ~くわかります。
手元に置いておきたくなりますよね(*^_^*)