- Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929732
感想・レビュー・書評
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図書館の返却期限のせいもあったが、止まらなくなり、休みを利用して一気読み。
疲れた・・・。
が、ラストが圧巻で妙にすっきりした。
猫好きには「むむむ」な場面もあったけれど、現代社会の闇を巧みに盛り込んで怖さもひとしお。
個人情報は大事にしよう、借金はしないの2点を改めて胸に刻みました・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.12.12読了
面白かった!予想外の結末に、思わず唸ってしまった。しかし、陽子の人生が余りにも哀しすぎて、陽子に救いを求めている自分がいた。(図書館) -
リクエスト
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鈴木陽子という普通の女性が転落していく。
「ただ愛されたかった」というだけの理由で。
「ー陽子、」という書き出しから始まるパートと、事件の謎を追う刑事のパートが交互に展開し、そこにいくつかの「証言」が挿し込まれる。慣れるまでは少し読みづらさも感じたが、中盤からの展開には引き込まれた。 -
本当に、読みやすく止まらない。一気読み。鈴木陽子という女性、不幸な人生。最後の母とのやりとりは、つらい。ラストは絶叫するほどよかった。余韻が残っています。前作「ロスト・ケア」も読みたい。
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おもしろかったー!というか、色々と上手だった!まず導入、陽子、と語りかけるその人物が誰なのかが気になって、ついついページをめくってしまう。ミステリーの様相を呈しながらも、アイデンティティを問い続ける文学的要素もある。何より、ストーリーが破綻することなく収束したのがよかった。うん、上手だった!
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面白かった。途中でもしや…と気付いたけど、それでも最後まで一気読みしてしまった。
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嫌われ松子の一生のような結末かと思ったが違った。
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内容(「BOOK」データベースより)
鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント! -
最後の4行! 確かにね~(^