絶叫

著者 :
  • 光文社
3.98
  • (140)
  • (265)
  • (100)
  • (12)
  • (9)
本棚登録 : 1249
感想 : 233
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929732

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館の返却期限のせいもあったが、止まらなくなり、休みを利用して一気読み。
    疲れた・・・。
    が、ラストが圧巻で妙にすっきりした。
    猫好きには「むむむ」な場面もあったけれど、現代社会の闇を巧みに盛り込んで怖さもひとしお。
    個人情報は大事にしよう、借金はしないの2点を改めて胸に刻みました・・・。

  • 2014.12.12読了
    面白かった!予想外の結末に、思わず唸ってしまった。しかし、陽子の人生が余りにも哀しすぎて、陽子に救いを求めている自分がいた。(図書館)

  • リクエスト

  • 鈴木陽子という普通の女性が転落していく。
    「ただ愛されたかった」というだけの理由で。

    「ー陽子、」という書き出しから始まるパートと、事件の謎を追う刑事のパートが交互に展開し、そこにいくつかの「証言」が挿し込まれる。慣れるまでは少し読みづらさも感じたが、中盤からの展開には引き込まれた。

  • 本当に、読みやすく止まらない。一気読み。鈴木陽子という女性、不幸な人生。最後の母とのやりとりは、つらい。ラストは絶叫するほどよかった。余韻が残っています。前作「ロスト・ケア」も読みたい。

  • おもしろかったー!というか、色々と上手だった!まず導入、陽子、と語りかけるその人物が誰なのかが気になって、ついついページをめくってしまう。ミステリーの様相を呈しながらも、アイデンティティを問い続ける文学的要素もある。何より、ストーリーが破綻することなく収束したのがよかった。うん、上手だった!

  • 面白かった。途中でもしや…と気付いたけど、それでも最後まで一気読みしてしまった。

  • 嫌われ松子の一生のような結末かと思ったが違った。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント!

  • 最後の4行! 確かにね~(^

全233件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

葉真中顕

1976年東京都生まれ。2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。2019年『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞、第72回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。

「2022年 『ロング・アフタヌーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

葉真中顕の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
薬丸 岳
塩田 武士
ピエール ルメー...
月村 了衛
長江 俊和
薬丸 岳
下村 敦史
64
横山 秀夫
米澤 穂信
高野 和明
秋吉 理香子
恩田 陸
誉田 哲也
湊 かなえ
長岡 弘樹
葉真中 顕(はま...
宮下奈都
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×