インデックス

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  • 光文社
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レビュー : 194
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929770

感想・レビュー・書評

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  • 姫川玲子シリーズ第7弾。8編からなる短編集。
    【ストロベリーナイト】から第5弾【感染遊戯】までは読んでいるが、第6弾の【ブルーマーダー】は未読。

    「女の敵」は、【ストロベリーナイト】で殉職した大塚巡査との出合いとなった事件の回想。
    表題作「インデックス」は前作である【ブルーマーダー】のその後に絡んた物語なので前作を読んでいたらさらに面白かったかなと思う。
    「夢の中」と「闇の色」は切なくなる物語で、8編の中では特に良かった。

    この本で、玲子は捜査1課に復帰するのだが、新しい姫川班のメンバーと言ったら…
    で、最後に菊田登場!!
    これからのシリーズに期待が持てる!
    そしてそして、第6弾を読んでいないから、菊田の決断を知らず、「えっ?そうなの?」とビックリ。
    これは【ブルーマーダー】を読まなければ!

  • 1. Under Cover
    2. Femal Enemy 女の敵
    3. The cafe in which she was 彼女がいたカフェ
    4. Index
    5. Share お裾分け
    6. Reiko the prober 落としの玲子
    7. In the dream
    8. Cover of the dark 闇の色

    姫川玲子シリーズ最新作。
    いつもは文庫になるのを待とうとか考えちゃうんですが、今回は早速購入。

    ブルーマーダーの後という設定で流れとしても読みやすい。

    やっぱドラマのせいか竹内結子をイメージしてしまうが、背が高いというところで別人だと。
    でも関西弁で話すシーンは私の中でははっきりイメージできてしまった。

    頭の中でシーンを想像して読めるのも、ドラマで実際に映像を見てるからかも知れないが、ストーリーを楽しむ上で重要な要素かも。

    短編集なので、それぞれで事件が解決していくのは、過去の作品とも近いが、それぞれに次に繋がる仕掛けが散りばめられているのもうまいなぁと思います。

    姫川班復活なんてありうるんだろうか?
    目指さない訳にはいかないよね。

  • 8つの短編でありながら、姫川にスポットをあてて
    姫川が どんな思いで、仕事をしているのかが
    鮮明に あぶり出されていく。
    自分の体験からくる使命感。
    独特の勘からくる追求からうまれるあらたな犯人。

    組織になじまない行動。
    若いのに リーダーとしてまとめようとする。
    姫川を評価して、認めている上司。
    姫川を毛嫌いしている人たち。

    井岡の玲子ちゃん口撃。
    チームワークとしての 姫川班。
    菊田が登場して、「主任は、俺が、守りますから」といいながら、
    実は 結婚している。

    犯罪が 実に現代的で、孤独である。
    闇の色がはなつ せつなさ。なんという母親。
    母親を思いながらも 母親殺しまでしようとする子供。

    本屋のなかにあるカフェでの 姫川の集中力とその途切れ方。
    ここの姫川の可愛さは なんとも言えないほど,すばらしい。

    姫川のニンゲンである動物の生き様が映し出される。

  • 短編集の中に必ずある心のどこかを掴む一篇。今回は「闇の色」かな。ここでネグレクトの問題がでるとは思っていなかったけど、被疑者の側の目線にある悲しいストーリーに久々の姫川モノを楽しむつもりがじ〜んとしてしまった。

  • 姫川玲子シリーズの短編集。別の作品の後日談もあり、ファンには堪らない。『ストロベリーナイト』で殉職した大塚の話なんかも泣ける。単行本の表紙は長い黒髪の女の後ろ姿になっていて、この後ろ姿はどう見ても竹内結子そのままなんだよなあ。姫川玲子=竹内結子はもう揺るぎなくて、姫川玲子のファンなんだか、竹内結子のファンなんだか、もう境界線がわからなくなっていて、そんな俺って、作品中の井岡そのものじゃないか、と気づき、愕然とするのだ。だからか、姫川班に葉山じゃなくて菊田が異動してきたことに少し嫉妬。やっぱりなあ、俺、井岡だわ。

  • 不覚にも菊田の「ただいま」にグッときてしまった。

    やっと、やっと、姫川班が戻ってきた。まだメンバーは二人だけど、なんだかもう菊田一人が戻ってきただけで嬉しくなってしまう。

    二人のやり取りがまた見れて嬉しい。
    でも「主任は、俺が、守りますから」ってお前どの口が言ってんだ。
    この流れで菊田離婚してくれないかなと、イケナイ事を思ってしまう私。だってどうしたってこの二人に最終的にくっついて欲しいでしょうよ。

    本編の内容は前半は軽めの短編。
    大塚の話があったのは良かったな。一生懸命でまっすぐで、きっと良い刑事になっただろうに、もういないなんて悔しいけど。
    亡くなってから彼の良い人っぷりを描くなんて、なんかずるいよね。

    後半は育児放棄が生んだ事件の話。
    幼い兄弟が肩を寄せ合って飢えや寂しさから逃れて生きてきたのかと思うと、いたたまれなくなってくる。
    小さな男の子がその手で弟を必死で守ろうとする姿が切ない。

    さて、姫川班再始動。
    また面白い展開になってきた。

  • 最後の話が切なくて痛々しかったです。重樹がいいお兄ちゃんで泣ける。

    奥さんがいるくせに、主任は俺が守りますからとか言う菊田は何なんですか?主任に未練があるんですか?
    菊田に対する主任の態度が可愛すぎる。あれ、もう完全に菊田に惚れてるよ。とか言いつつ、主任と小幡の関係も萌えましたけどね。

  • 短編なので、物足りなさが残るが、それはそれ(笑)
    姫川ファンとしては読まずにはいられないよね。

  • 2015/1/6読了。

    あ〜あ、とうとう読み終わっちゃった。。。
    そんなため息が出てしまうほど、大事に少しずつ(?)読み進めた本。

    姫川玲子、好きだなぁ。
    強いんだけど、脆くて…キリッとしているんだけど、刑事、というより、「人間」としての感情も人一倍持っていて…

    8つのストーリーが入っているけれど、最後の2つは続いている話なので、実質7つの短編集、といった趣き。
    事件そのものの話もよくできているけれど、、姫川玲子の性格がよくわかるエピソードが満載で、本当に面白く読めた。


    ただ、今までの姫川班がらみの本を読んでいないと、充分には楽しめないかもしれない。
    私は「ブルーマーダー」は、ちょっと恐ろしそうなので、まだ読んでいないため、その辺りの話は、いまひとつピンとこなかったのが残念。
    逆に「ストロベリーナイト」に出てきた大塚の話は、涙なくては読めなかったけれど。


    最後は…読者へのプレゼントなのか、黄金の(?)ツーショット。
    「ブルーマーダー」、やっぱり読まないと駄目かな。

  • 姫川シリーズ。短編集となっておりじゃっかん物足りないが、姫川が警視庁に戻ることになるつなげるための腕のかなぁ~と。
    新姫川班が結成されるが旧メンバーが一人もおらず、同情のよちある犯人の言葉に揺れているところで菊田登場。なんかこっちまで安心した。
    もーー菊田なんで結婚したんだよーーー

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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