堕天使の秤(はかり)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 30
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929831

感想・レビュー・書評

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  • 8月-1。4.0点。
    厚労省向井シリーズ第3弾。
    臓器移植の問題と、ある刑事の祖父の戦後すぐの出来事。
    別物と思っていたものが、最後に思わぬ形で繋がる。
    第一作・第二作と殺害方法にフォーカスを当て、改名していくスタイルが、今回は周囲の人間にフォーカスを当てた感じ。今回の方が読み応えあり、面白い。

  • 需要と供給・・・難し過ぎる問題です。。。
    非常に興味深く、面白く読ませていただきました~!

  • 刑事モノらしく一歩一歩真相へ近づいていくプロセスは惹かれますし、文章もこなれているので一気に読めました。
    ただ、色んなテーマやドラマを詰め込み過ぎなのと、途中から思いもよらぬ方向へ進んで行くので若干振り回された感がありました。
    また、事件にこれといった特徴がないのと、「組織」「臓器」など手垢の付いたキーワードで真相が予想し易いのが難点かなと思いました。

  • 佐賀県出身で島根県に移住し、漁師を営みながら作家活動をする同い年?の著者に関心を抱いた。ミステリーとしては私情が強過ぎて緊迫感に欠けるなと思いつつ、読み進むほどに惹かれていった。厚労省の向井君はテキトーに脱力しながらも、やるときゃやる。重いテーマだけに、彼のキャラが中和してくれる。人それぞれ置かれる立場で秤は定まらないけれど、自分自身の考えとしてドナー制度には否定的なのは変わらない。どんなに愛しくても辛くても願っても、運命は受け入れたい。自分が生まれもって授かったカラダ、臓器の働きの範疇で生きていくしかない。

  • 2014/12/30読了

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プロフィール

1960年、佐賀県生まれ。2010年、『変若水(をちみづ)』が島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の優秀作に選ばれ、翌年に同作でデビュー。以来、『ネメシスの契約』『可視える』など次々と上梓。近著に『背律』『亡者は囁く』『鬼を纏う魔女』がある。島根県在住。

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