私刑(しけい)

著者 : 川中大樹
  • 光文社 (2015年2月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929930

私刑(しけい)の感想・レビュー・書評

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  • 川中大樹『私刑』光文社。

    前科者を狙った連続猟奇殺人事件を巡る警察ミステリー。最後の最後まで予断を許さぬ展開。途中で犯人の正体が見えて来るものの、リーダビリティは高い。

    辻堂で発見された女性の変死体。下着姿で椅子に拘束された上に全身を切り刻まれるという猟奇的な犯行。被害者の女性には、かつて暴走族に所属し、敵対する少女を刃物により殺害していた過去があった。事件を追うのは、神奈川県警の女性刑事・佐倉真理子と真理子の幼馴染みで報道キャスターの水瀬智世の二人の女性だった。

    日本ミステリー大賞受賞の『茉莉花』はヤクザが主人公のハードボイルドであったが、第二作の『ラストボール』は、元高校球児のスポーツライターを主人公にしたスポーツ・ミステリーだった。本作もまた期待通り、最後の最後まで読ませてくれた。そんな物語の舞台設定とストーリーの面白さに、今後の著者の活躍が非常に楽しみになる。

  • 藤沢で一人の女性の変死体が発見された。下着姿で椅子に拘束され、全身に無数の切り傷があり拷問されて殺されたことが明らかだった。その被害者はかつて暴走族で敵対する少女を刃物によってリンチし殺していたことが明らかになった。かつてアメリカで起き、その後日本でも起きていた連続報復殺人事件に酷似する様相を見せる事件を、神奈川県警の女性刑事・佐倉が追う。佐倉の親友であり、キャスターとして報道番組に出演する智世もまた番組で事件を追うのだった。

    こんなに物分かりの良い警察小説久々に読んだ。みんないい人だと話がスムーズだな。殺害シーンはちょっとエグくて辛かったし、話自体はあっさりしていて、追い詰めて解決するワクワク感はなかったけど、まあ分かりやすくて訴えたいことがたくさんあるのねって印象。私刑についてはコメントし難い。

  • なかなかテンポよく読み進められる本でした。
    ただ、あまり捻りもどんでん返しもなく、物語が素直に進んでいくので、ラストはもう少し驚きが欲しくなってしまった。^^;
    シリーズものになりそうな物語なので、もしかしたらこれからまた楽しめる内容になるのかもしれません。

  • スピーディな展開で面白かった!

  • オモロかった(^^)マスコミ企業の考え方とマトモな人間の倫理観が見えた。また、女子ならではのソフトな友情もイイ。

  • 面白かった。この方の作品はじめて読んだけど、べつのも読んでみようかな_φ(・ω・` )

  • 筒井が犯人の1人だったとは!てっきり保坂だと思ってたのに驚かされてその部分を2度見してしまった。主犯の気持ちはわかるし心情的にも間違ってるとは言えない。
    続編はあるのかな?

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