槐(エンジュ)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 276
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929954

感想・レビュー・書評

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  • 月村了衛さん、最初に読んだ本は、2015年4月「土漠の花」でした。テンポの良さが記憶に残ってます。次は2年半後、先日読んだ「ガンルージュ」、面白かったです。主婦(元公安)と先生(女性)の小気味よい活躍、読んでて心が躍りました。そして今日読んだ「槐(エンジュ)」(2015.3発行)、「ガンルージュ」よりもっと面白かったです。そして読後の余韻がとても心地よいです。「クッキーひとつ」が人の心を掴み生死を分けることもあるんですね(^-^) 由良季実枝先生、脇田大輔教頭、そして勇敢な生徒たちに大拍手です!

  • これぞエンタメ!まさに極上のB級作品だと思う。
    B級って失礼な表現かもしれないが、A級より下のB級ではなく、A級とは別物の超娯楽作品という意味だ。今時はB級グルメの方が美味しかったりするからね。
    とにかく格闘・戦闘ものを書かせたら月村さんは別格。ところが今回は日本の、しかも中学生の野外活動がテーマだということで、ちょっと心配していた。そりゃそうだろう。「土漠の花」のような設定とは全然違う、生ぬるい国日本が舞台なのだから。
    でもやっぱり出てきましたね。百戦錬磨のテロリストが・・・。
    最後には必ず勝つということが分かっていても、ハラハラ感がヒートアップする作品をこれからも作者に期待する。

  • ないわーwww
    と言いたくなるような舞台立てだが、「屍人荘の殺人」を経験した後(個人的な読書順)ともなれば、もはや何でもどんと来いである。噴飯もののトンデモ設定でも、面白ければ許す。面白ければ。

    結論として言えば、一気読み。確かに面白かった。
    だが同時に、軽かったとも。
    ハラハラドキドキの娯楽作品。それ以上でも、以下でもない。ハナからそのつもりで書いたのなら、作者はかなりの手練れと言えるだろう。

    ハリウッドの娯楽超大作映画みたいな話。
    それを求めて手にしたならば、たっぷりと満足させてもらえるだろう。

    2019/2/23読了

  • 携帯電話が繋がらない湖畔のキャンプ場
    中学校の野外活動
    国際テロ活動家の孫娘、槐
    暴力団同士の抗争

  • 月村了衛、脱出物ホントに上手い。都合良い事が多いけど、この手のストーリーにはしょうがないかな?ホント面白く、一気読み。教頭先生フラグ立ちまくりだったけど、期待以上に格好良すぎ。この物語の真のヒーローかも。最期には涙。

  • 面白い、主人公がカッコイイ、なかなか悲惨な話だったけど。
    脇役の教頭先生がたまらない。

  • エンターテインメントの王道、怒濤のドラマ。罪なき少年少女は生き残ることができるか?
    バトル・ロワイアルの様なサバイバルを想像しましたが、ハードボイルドの方が近いかな。
    保身的な教頭、無表情な女教師、バイク好きの不良、薙刀が得意な女子、山に詳しい男子…
    誰がどう動くかなど、何となくの想像通りではあったものの、単純に楽しんで読めました。
    小難しい部分がなく一気読みさせる作品。深みやえぐみが感じられるとなお良かった。

  • めちゃめちゃ面白かった。入り込んで読んだ。土漠の花も印象に残ってるが、この本も良かった。

  • 「土漠の花」以来、久々に著者の作品を読んでみた。「土漠の花」とはまた違う面白さがあって良い。野外活動部に所属する中学生と顧問、教頭が部活動中に山奥のキャンプ場で半グレ集団に襲われ、中国マフィアの抗争に巻き込まれる。生徒と先生、教頭の命はどうなるかドキドキと不安の展開だが、閉店したレストランの店主の自殺の因縁、抗争と槐の正体は何か、生と死を分ける抗争の中、生徒が皆の命を守るため、教頭が自分より生徒らの命を守るため、先生が半グレ集団に命をかけて勇敢に立ち向かう姿が良い。最後の生徒が皆晴れやかな表情で良い。

  • ライトノベルかなと思わせるほどのご都合主義のオンパレード。擬音で埋め尽くされなかっただけマシか。

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著者プロフィール

1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年「機龍警察」で小説家デビュー。2012年「機龍警察 自爆条項」で第33回日本SF大賞を受賞。2013年「機龍警察 暗黒市場」で第34回吉川英治文学新人賞を受賞。2015年「コルトM1851残月」で第17回大藪春彦賞を受賞。2015年「土漠の花」で第68回日本推理作家協会賞を受賞。

「2018年 『水戸黄門 天下の副編集長』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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