技術空洞 (光文社ペーパーバックス)

  • 光文社 (2006年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784334933791

感想・レビュー・書評

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  • 禿同な箇所も、それはちょっと、な箇所もありましたが、細かく書くのはやめときます。

    一つ言えるのは、、、「4重表記」ギザ読みにく〜〜

  • VAIO黎明期にソニーに入社し、その企画を担当していた著者が、VAIOの栄枯盛衰とソニーの凋落を書き著した本。

    VAIOのサクセスストーリーは嫌味なくらいだが面白い。一方、歯車が狂い始めた後の話は、読んでいてやるせなくなった。良くも悪くもエンジニアの会社だったはずのソニーをバカなマネージメントが食い潰したようだ。似たような話はどこの会社にもあるのだろうが、もし本書に書かれていることがすべて本当だとしたら、ソニーの復活はないのかも知れない。

    ところどころに英単語が混じる表記は、英語の勉強には良いかも知れないが、読み辛さは否めない。

  • いわゆる「愚痴本」「暴露本」というヤツだが、新規ビジネスが成長するにつれ最初の頃の熱意が失われ次第に冒険をしなくなり、目先の数字に走ってしまい衰退する・・・という話は、どの分野どの企業でも当てはまるのではないかな。これがソニーという企業の問題なのか何でもすぐコモディティ化する今の世の中の定めなのか。難しいね。
    全体的に「昔はよかった」的なノスタルジーが過ぎるきらいはあるが、気持ちはすごく分かる。暴露本ってつい読んでみたものの後味は悪いということが多いが、本書はさほど読後感は悪くなかった。

  • 商品への思い入れが感じられる著書である。勢いありすぎて感情的過ぎる部分も感じるが、それも商品への思いの強さだととらえた。商品企画の実情とジレンマはよく理解できる。あるある。。。Chapter 5はなるほどと思う箇所が多い。こういった尖った人が去ってしまうこと自体が、組織として負のスパイラルにはまっている象徴だろう。ただソニーに残った人間は、残った人々で変革するしかない訳で、やはり設立趣意書を真摯に読みとき再解釈する作業が必要なはず。

  • 自分の会社でも当てはまることが多く、
    共感させられることがあった。

    確かに当時のVAIOのワクワク感は凄かった。
    C1が出たときの衝撃は今でも覚えてるなぁ。

    こんな裏側まで知ることになっても、
    ソニーにはどこかやってくれそうな気がしている。
    こんな気持ちが残っているうちに、なんとか復活してほしい。

  • (S) 元ソニー社員が書いた、ソニーの凋落物語。
    ページを多く使っていっぱい書いているが、言いたいことは
    1. 欧米由来の合理的経営に基づくカンパニー制
    2. 短期的利益の追求
    3. 「売れればよい」の商品開発(VAIOの場合は、本来の狙いとは違うエントリーモデルを多発)
    4. 現場が忙しい
    5. クリエイティブなことができない
    6. クリエイティブなことが考えられない
    7. ”自社らしい”商品が出てこない
    8. 3へ戻る
    といった昨今の日本企業に対する分析結果と似たようなことである。

    実際に現場にいた人の書いた本だけあって、好調だったときから不調になったときに現場で何が起きていたのかが臨場感を持って書かれている。
    「会議のための会議」や「やらない理由を言うだけの決断」など、うなずけることがたくさん書いてあった。

    筆者はソニーの凋落を「マネジャーがアホ、経営者がアホ、社長がクズ」と連呼して綴っているが、本当にそうなんだろうか。
    最初に言い訳がましく「一介の社員には何もできない」みたいに書いてあるが、筆者が尊敬するソニーの創業者は「一介の技術者」であったのではないだろうか。本当に筆者は無力だったんだろうか。

    現場でバリバリやっていた人が書いた本なので、現場ならではの視点で課題解決のためのアプローチが書いてあるのかと思いきや、内容からは経営者に対する悪口と「ガタガタ言わずにエンジニアに好きなことをやらせてくれ」ということしか読み取れない。

    たぶん、筆者は頭が良い人で仕事ができ、仲間も多い人だと思う。この本はそんな筆者が勢いで書いてしまったような内容で残念。
    こういう優秀な人は、一度自分で会社を起こして経営者になってみてから、再度ソニーをみつめてもう一度本を書いて欲しい。
    内容だけだったら★1つだが、その期待を込めて2つ。

    と、思って筆者の名前で検索したら、どうやら起業しているようだ。素晴らしい!
    http://www.bplats.co.jp/company/index.html
    やっている内容は、「ネットワークとソフトウェア」。(本書でダメ出ししていた技術なのは皮肉だろうか)

    ここからは出版社である光文社に対する文句だが、光文社ペーパーブックの特徴として挙げられている「4重表記」は死ぬほど読みにくいのでぜひともやめて欲しい。目の動きと思考の同期が取れない。(内側から見た富士通~もそういう書き方になっていて、読みにくかった記憶が)

  • ひどく落ち込んでいたので勇気が貰いたくて読む。
    久しぶりにp.54付近を読んで精神の正常を保った。

  • 952円

  • Sonyの元社員さんが書かれているだけあって非常にリアルにSonyの凋落が綴られています。現場の立場で語られており、どうにもならない経営判断に翻弄される姿がリアルでした。

  • 光文社ペーパーバックシリーズ!<br />
    またもやソニーの問題提起本!<br />
    「大企業でもこんな問題があるのか」と思わず読み込んでしまう。

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著者プロフィール

宮崎 琢磨(ミヤザキ タクマ)
株式会社サブスクリプション総合研究所代表取締役社長
大学在学時よりフリーランスのプログラマとして活動。1998年ソニー入社。パーソナルコンピュータ・PDA・映像・音楽・ネットワーク・ソフトウェアの領域を中心に商品企画・事業企画に従事。2005年ライセンスオンラインに参加。2006年ビープラッツを設立し、取締役CTOに就任。取締役CFOを経て、2018年ビープラッツが東京証券取引所マザーズに株式を公開。同年より取締役副社長(現職)。2019年サブスクリプション総合研究所を設立し、代表取締役社長に就任(現職)。東京大学卒、1972年生。


「2019年 『SMARTサブスクリプション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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