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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784334934026
みんなの感想まとめ
日本の雇用形態の変化とその影響を深く掘り下げた一書で、著者は日本マクドナルドの経営改革を通じて、終身雇用制度の崩壊や新たな雇用形態の実態を描いています。非正規労働者の保障が薄れ、正規雇用者が過労に追い...
感想・レビュー・書評
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蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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藤田田によって経営されてきたマクドナルドの変革を基に日本の終身雇用の崩壊と新たな白人式の雇用形態が如何になるものなのかを実体化した一書。
そもそもマクドナルドの経営についての疑問で手にとった一書だったが、期待以上に日本マクドナルドの変革と実状及び日本に根付いた雇用が瓦解する様子を伺い知れて大変に有意義なものであった。
バイトやパートといった非正規労働者と存在していた保障や収入がなくなり過労を強いられる正規雇用者で成り立ってしまっている現在の社会体制を直視する一書だ。 -
[ 内容 ]
2006年4月に施行された「改正高年齢者雇用安定法」は、企業に(1)定年引き上げ(2)継続雇用制度(3)定年制廃止のいずれかを導入するよう義務付けるものだった。
その結果、年金支給の65歳以上引き上げと併せて、多くの企業で定年そのものがなくなろうとしている。
そしていま進められているのが、日本経団連主導による「ホワイトカラー・エグゼンプション」white collar exemptionの導入である。
これは、みなし管理職の時間外給与を廃止する制度だから、一般サラリーマンの生活を直撃する。
この問題に早くから注目し、日本マクドナルドの現場を取材してきた著者が、日本のサラリーマンの近未来を描いたのが、本書である。
[ 目次 ]
第1章 藤田時代の終焉
第2章 新CEOと100円マック
第3章 ホワイトカラー・エグゼンプション
第4章 定年制廃止の衝撃
第5章 定年も退職金もなし
第6章 一生働き続けるサラリーマン
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
定年も、退職金もなくなろうとしているいま、時間外手当まで奪われたら、一生引退できず、死 ぬまで働くことになるのでは…。日本マクドナルドの現場を取材してきた著者が、日本のサラリーマンの近未来を描く。(TRC MARCより)
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分類=経営・労務管理・労働。07年2月。
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3/15-17
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これからは格差社会とか年収300万時代とかいろいろ言われていますが、おそらく本当にそうなってゆくのだろうということを、この本を読んで初めて実感した。マクドナルドが例に挙げられているが、その悲惨な状況に同情して外資を駆逐せよ!というのではなく、それが世界経済で渡り合ってゆく為に避けられない流れであることも書かれている。
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■サラリーマン気分で読むと怖い本。そして経営者気分で読むと人件費に対する考え方の転換の必要性を感じる本。<BR><BR>
■2007年1月、ホワイトカラー・エグゼンプションの国会提出が見送られた。この制度は通称「残業代ゼロ制度」と呼ばれる。平たく言うと「規定年収より多くの給料を受け取っている人は、残業代無しにしましょう」というもの。この制度とは異なるけれども、名前だけの管理職(残業代なし)を制定。さらに定年制度を廃止して退職金までなくし、人件費削減を始めた企業の実態を本書では取材している。<BR><BR>
■この企業の話は対岸の火事ではない。1月には国会提出が見送られたホワイトカラー・エグゼンプションだが、アメリカ及び日本経団連から要求は依然強く、7月の参院選が終わる頃には導入の議論が再燃すると思われる。<BR><BR>
■本書でも指摘されている通り、人件費の世界標準化は避けられないところまで来ている。少なくともチーズがなくなる兆候は見えた。この波の中でサラリーマンはどうあるべきか。起業を志す自分はどのような対策を採るべきか。考えさせられることの多い内容だった。
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<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">【参考】ホワイトカラーエグゼンプション<br>
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』</a>
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