永久国債の研究 (光文社ペーパーバックス)

  • 光文社 (2009年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784334934620

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  • [ 内容 ]
    永久国債とは、その名のとおり永久に償還されない国債である。
    現在、政府紙幣の発行、相続税ゼロ国債などが議論されているが、永久国債はそれをしのぐ、究極の不況対策、財政破綻回避策である。
    それでは、そんなことが可能か?
    じつは、幕末期の薩摩藩には藩の負債を250年賦とした事実上の永久債を発行して、財政を立て直した記録がある。
    また、18世紀に英国イングランド銀行が発行したコンソル債も同じような永久債だった。
    これらの事実をふまえ、4人の論客が、日本の未来のため共同提言する。

    [ 目次 ]
    1 日本はもうダメなのか?
    2 薩摩藩の歴史に学ぶ
    3 永久国債は可能か?―「公」の組み立てと日本再構築(永久国債発行による財政運営は本当に可能なのか―日本の財政で成り立つ条件は?;そもそも永久国債とはなにか―政府紙幣と無利子非課税国債をめぐる議論;日本版ニューディールの提唱―最大の課題は「公」の形成;パブリックエクイティという選択―永久公債から日本再構築を考える)
    4 日本再建は可能か?―国家経済再生と公共善と日本人の美徳

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    [ 参考となる書評 ]

  • 丹羽という人の政府紙幣か、かつて薩摩藩やイギリスであったという永久国債で日本のGDPを900兆円にしようという様な話です。それを主に担うのは、官でも民でもなく公という。
    本には全然出てこなかったのですが、Linuxとかwikipediaとか寄付ベースで動いている有名なプロジェクトがあるにも関わらず、しかし日本ではそういうのも活発でないわけで、新自由主義経済に反対する側にそういう勢力も組み込むべきだと思います。

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著者プロフィール

昭和35年(1960)、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、予備校等をクライアントとするコンサルティング会社を設立。現在は大樹総研(大樹リサーチ&コンサルティング株式会社執行役員)。著書に『薩摩拵』(里文出版)、『永久国債の研究』(共著、光文社)ほか。

「2020年 『刀と日本語 刀からうまれた日本の言葉 新装増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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