死にたいけどトッポッキは食べたい

  • 光文社
3.20
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本棚登録 : 508
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334951375

感想・レビュー・書評

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  • 自分のことかと思うほど共感するところが沢山あった。
    読み進めながら、自分ならこう答えるだろうなと想像したことを、著者も同じように答えていた。
    自分と著者を重ねながら、思考パターンを見直したり、それでもいいんだと慰めたりすることができる本。
    生きづらさを感じている人や何もかも疲れてしまった人に読んでほしい。

  • 気分変調症という長い期間憂鬱な気持ちが続く症状の治療の様子を赤裸々に公開している本。

    私自身もとある出来事からずっと憂鬱な気分が抜けずに、回復したと思ったらまた別の出来事で憂鬱な気分になりの繰り返しをしてきているので共感できるかと思って購入しました。

    結論から言えば、これは私の問題ではないと思いました。もちろん共感する部分はあります。当たり前の前提としてすべての人がそれぞれ持っているものや状況に差があるので同じということにはなりえないのはわかっています。

    自己肯定感が低いというのは全く同じ。うーん、この本を読んで心療内科に一度は行ってみようかなと思いました。

  • 白黒ハッキリつけないこと、グレーにしておくことをわたしも逃げだと思っていた。
    簡単に分けれないって分かってるつもりでも分けようとしてしまう、強迫観念的な考え方。
    ぜんぶうまくいけばいいのに

  • “自己肯定感、自己肯定感、自己肯定感のバカヤロー。”(p.155)

  • 構成には驚きましたが、まるで自分が筆者の立場になったようでスルスルと読めました。
    私自身も共感できるところが多々あり、影響される部分もありました。

    意外な終わり方でしたが、面白いというかすごく共感でき、筆者の今を知りたくなりました。

  • 読みながら、ああ私この人のこと好きだなと思った。人というのは、まったく悲しくない生き方をしている(ように見える)人よりも悲しみをたたえている人のほうに惹かれるものだと何かの本で読んだ。そう思うと悲しい気持ちになるのも悪くない気がしてくる。
    この本は著者と医師の対話で進んでいく。その対話のなかで一番好きな部分が、「もし20歳の自分が今の自分を見たら、すごく喜ぶはず」という話。思い返せば20歳のときの私は何もかもに焦っていたし、迷っていたし、今の自分のことも将来の自分のことも悲観していた。どうせこの先もずっと生きづらいままなんだろうと感じていた。あのころの私が今の私を見たら、やりたいことが見つかったこととか、社会人としてそこそこ仕事ができるようになったこととか、生きやすい考え方ができるようになったこととかに感動して、よく頑張ったねって言いたくなるだろう。私の人生なかなかいいじゃん、って自分に言えるくらいの図々しさを持っていたいし、それでも自分のなかにある悲しさや辛さは忘れずに持っていたい。
    そしてタイトルにもなっている「死にたいけどトッポッキは食べたい」。たとえ「死にたい」ときでも「トッポッキは食べたい」というもうひとつの声に耳を傾けることで、実際にトッポッキを食べて自分をちょっと満足させることができる。食欲ってすばらしいなあ。そういう本ではないけど。

    【読んだ目的・理由】タイトルに惹かれて
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆3.9
    【一番好きな表現】でも、こんな自分を自虐したり嫌悪したりしたところで何も変わらないのはわかっている。自分が未熟な人間であることを認めて、瞬間ごとにやってくる反省と考察の機会、知らなかったことを知った時の恥ずかしさと喜びとを感じながら、1ミリの変化を期待するしか。(本文から引用)

  • タイトルからずっと気になっていた一冊。
    きっと自分も似たような気持ちが続いているからだと思う。死にたいと思いつつ、大好きなチョコレートは食べたいし日本酒も飲みたいし。

    冒頭の『はじめに』ですでに、私自身の心のうちがそのまま文章になっているようで驚愕した。書店でその部分を立ち読みしてそのままレジに持って行った。

    ぼんやりとしたうつ状態が続く“気分変調症”の治療を記録した内容は、基本的にカウンセラーと著者の対話形式になっていて読みやすい。全てに共感できるわけではなかったけれど、彼女の文章は(翻訳者の方の力もあいまって)とても魅力的。

    彼女の言う通り特にオチはないので、そのあたりを期待しているなら読まなくても良いかもしれない。ただ、何かしらの矛盾を抱えて日々生きている人、陰と陽のどちらにも振り切れられない人、白黒ではなくグレーを選んでしまう人にはぜひ一読してほしい。

  • 最後まで読めなかった
    小説以外の本が苦手で、何かで気になったので読んでみようと思ったんだけど私には合わなかったです。気付きをくれそうな本

  • まさか著者と主治医のやりとりが(多分)そのまま載っている本だとは思わなかった。
    その許可を出した主治医もすごいな。

    何でこの本を読みたいと思っていたんだっけ?それももう忘れてしまうくらい以前から「読みたい」のストックに入れていたんだけど、今日偶然そんなに大きくない本屋さんで見つけて、棚に並んでいた最後の一冊を購入。

    著者は賢い人のようで、ご自身で仰るとおり、自分の気持ちとか周囲の状況を説明する力を持っておられる。主治医の話す内容への理解も早くて、そしてアドバイスを実践しようとするスピードも速い!ちょっとトライしてみて、それで少し今までしてこなかった経験をして、それでも同じ思考に陥って凹んで…の一進一退を繰り返す。

    白黒思考は客観的に見るとこういう感じかぁ…と思いながら読みました。中間とか曖昧を許せる部分と、どうしても白黒思考になってしまう部分とが混在している場合はどうしたら良いのでしょう。
    こういう本を読むと、救われるというより、自分の課題が浮き彫りになるんだなということに気付きました。

  •  もう一度じっくり読んでみる。

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