- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334951375
感想・レビュー・書評
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"嫌だ"よりも、
"いいね"という単語が多い人生でありたいと思う。
自分と重なる感情が多くあり刺さる言葉や共感できる感情が多々感じられた。
もう少し心に余裕がない時に読むとまた違った感じ方が出来ると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手が受け入れてくれても理解できず、
相手が諦めて離れていったら、
やはり私を愛してくれる人などいないと思って、
苦しみながら自分を慰める。
何をしたいのか自分でもわからなくて
もがいてた過去の自分を思い出して苦しくなった。
ペクセヒさんが自分自身を愛せるように
なったらいいなと思う。 -
自分のことかと思うほど共感するところが沢山あった。
読み進めながら、自分ならこう答えるだろうなと想像したことを、著者も同じように答えていた。
自分と著者を重ねながら、思考パターンを見直したり、それでもいいんだと慰めたりすることができる本。
生きづらさを感じている人や何もかも疲れてしまった人に読んでほしい。 -
落ち込んだ時に手にとりましたが、私には内容はあまり共感できませんでした。
でも書影が可愛い。
私は落ち込んでいても食欲だけはあるので、タイトルにも共感です。 -
気分障害・不安障害に苦しむ著者と、精神科医とのカウンセリングの会話を書き起こしたもの。
録音していたそうなので、編集があるにしても実際の会話とほぼ変わりないのだろう。
巻末の、精神科医ご本人の言葉が胸に沁み入る。 -
書店でなんとなく手にとって、買って読んで見たらすごく良かった。自分と著者の考え方が似ている部分が多くて、自分が話しているのを見ているようだった。私は気分の浮き沈みする頻度が多く、それは駄目なことだと思い込んで悩んでいたけど、「感情の波動を人生のリズムだと思って楽しみたい」という著者の言葉が印象的だった。
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気分変調症という長い期間憂鬱な気持ちが続く症状の治療の様子を赤裸々に公開している本。
私自身もとある出来事からずっと憂鬱な気分が抜けずに、回復したと思ったらまた別の出来事で憂鬱な気分になりの繰り返しをしてきているので共感できるかと思って購入しました。
結論から言えば、これは私の問題ではないと思いました。もちろん共感する部分はあります。当たり前の前提としてすべての人がそれぞれ持っているものや状況に差があるので同じということにはなりえないのはわかっています。
自己肯定感が低いというのは全く同じ。うーん、この本を読んで心療内科に一度は行ってみようかなと思いました。 -
読み終わるまでにすごく時間がかかった。3月の初めに読み始めて今が5月の初め。
新生活などで忙しかったから、
内容としては先生と私との会話形式でとても読みやすかった。
著者がどのようなことに悩み,それはあまりにも普遍的で私たちにでも持ちうるものだということがだんだんと安心感にもなった。でも少しだけ、内容に引っ張られて辛い気持ちになってしまうこともあった。
ぜひ 2 の方もよみたい。 -
対話形式で話が進んでいくので読みやすさはあったが、特に興味はそそられず…
わたしもマイナス思考だし、すぐ不安になる性格なので親近感が湧いて手に取ったけれどちょっと違った。
ハマる人にはハマると思います。 -
タイトルからずっと気になっていた一冊。
きっと自分も似たような気持ちが続いているからだと思う。死にたいと思いつつ、大好きなチョコレートは食べたいし日本酒も飲みたいし。
冒頭の『はじめに』ですでに、私自身の心のうちがそのまま文章になっているようで驚愕した。書店でその部分を立ち読みしてそのままレジに持って行った。
ぼんやりとしたうつ状態が続く“気分変調症”の治療を記録した内容は、基本的にカウンセラーと著者の対話形式になっていて読みやすい。全てに共感できるわけではなかったけれど、彼女の文章は(翻訳者の方の力もあいまって)とても魅力的。
彼女の言う通り特にオチはないので、そのあたりを期待しているなら読まなくても良いかもしれない。ただ、何かしらの矛盾を抱えて日々生きている人、陰と陽のどちらにも振り切れられない人、白黒ではなくグレーを選んでしまう人にはぜひ一読してほしい。
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