海底の秘宝―夢と富をつかんだ6人

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334960537

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  • ボルネオ ダイビング旅行のお供。

    バハマ諸島近辺、カリブ海に沈む財宝を引き上げるために執念を燃やした6人の男たちのドキュメンタリー。場所が場所だけに海賊のお宝も絡んできます。

    沈んだ場所の特定にはスペインにある西インド諸島古文書館の古代スペイン語の解読から始まります。場所を推測しても、300年前の話ですから、サンゴに覆われていたり、海岸線が侵食されて変わっていたりと、ぱっと見てわかるはずもありません。独創的な探知機器の開発、それこそ海賊まがいの反乱や政府との所有権の交渉など10数年もかけて探しまわっているのです。

    当然、お金は個人の負担だけではどうしようもないので、ドキュメンタリー映画をメーカーに売って名前を広めて行ったり、あの手この手で資金を調達していきます。大規模になっていきますから、投資家集めるためにサルベージ会社を設立したりもします。「あたったらすごい儲かると思うんだけどお金かけて見ない?」のノリなんですね、会社の本質っていうのは。目的が達成されたら廃業します。なんだか目からうろこです。

    外れれば借金まみれになってしまいますから、彼らも必死ですが、家族とか本当はどう思っていたんだろうななんて考えてしまいます。子供夫婦が調査中に事故で死んでしまっても、やめない人もいて、空恐ろしい執念です。

    最近は大規模な投資会社がトレジャーハンターへの資金のサポートを行っているらしいですが、ビジネスとして成立してしまうくらいの規模でまだ沈んでいるっていうことですね。

    海賊のエピソードも面白く、カリブ海にも行ってみたくなります。

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