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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784334960698
感想・レビュー・書評
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表題通り、「ロスチャイルド家」について語られているわけではなく、むしろナディーヌ夫人の人生を通じた人生論、マナー、生き方について語られた本だったが、大変良かった。実は大学生の時のこの本を一度読んだことがあって、当時は何もピンと来なかったが、今はそのひとつひとつが少しずつ理解でき、感動を覚えるようになったし、これからも繰り返し読みたい作品である。
「あなたがどんなに多くの知識や、権威のあるライセンスを持っていたとしても、また世界の全ての大陸を訪れていたとしても、あらゆる国境と人々の心を開く唯一のパスポート、つまり”マナー”を荷物の中に入れていなかったら、あなたはただのもぐりの旅人でしかないのです。」p.12(はじめに)
自分を敬うことなくして、他人を敬うことはできない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中野信子さんの「運のいい人〜」で知った一冊。
でも、ナディーヌ夫人は、やはり運がいいだけではないですね。かなり努力をされたと思うのです。
その前半生については詳細は訳者のあとがきにほんの少ししか書かれていません。なので、ただ読んでいると、タイトルどおり、上流社会のマナーブックか…と思ってしまいますが、まあそのとおりではあるのですが、階級の違う社会は、庶民には容易には踏み込めないのだと思い知らされました。
招待する、される社会では、社交上のディナーには様々な職業の方を呼ぶとしても、同じ社会環境と同じ教育を受けた方々を選ぶ(P99)とある…そういうことなんですね…
そうしょんぼりしながら、P176の初対面の相手が気品を感じる判断基準は、心がけてみようと思いました。
また、外国に旅したら、の章は現代に充分通用する内容で、マナーも他者を思いやる気もちから生まれたものかも…と今さら感じたところです。
それにしても、世界中を旅されていて、さすが富豪。
30年前の本ですが、ヨーロッパの上流社会のマナーに触れ、大好きなポワロさんのドラマの背景をより楽しめる情報が詰まっていて、良かったです。(燕尾服には懐中時計とか♪)そもそもマナー本、大好きなんです(笑)
そのあたりも作用して、4つ星ジャスト。
ナディーヌ夫人は、まだご存命のようですが、息子さんは既に亡くなっている…富豪も、ただ幸せだけを安穏と享受しているのではなさそうですが、やりたいことができないという不自由はなさそうで、やはり羨ましく思うのでした。
「料理とワインの結婚」の訳文は、時代を思わせましたが、にっこり。
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2024年6月9日、中野信子の「運のいい人」の中で紹介されていた。
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【ロスチャイルド家の上流マナーブック】
気分転換、というよりは
タイムスリップしたような
なんとも楽しい気持ちになれました
シチュエーションごとに細かくマナーについて書いてあります。
会話、食事、パーティー、手紙、ワイン、などなど
花については送り方、選び方だけでなく受け取り方についても書いてありました。
車の乗り降りは着物を着ている時と同じ乗り方マナーが書いてありました。
外国でのマナーという箇所には世界の国々と一緒に日本も紹介されています。
正式なマナーに触れることができ、そして昔の映画を観ているような気分も味わえて、楽しい本でした。
ナディーヌロスチャイルドの作品
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