第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

制作 : 沢田 博  阿部 尚美 
  • 光文社
3.50
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本棚登録 : 1458
レビュー : 205
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334961886

作品紹介・あらすじ

人間には理屈を超えた"何か"がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」とは?全米連続50週ベストセラー、世界34ヵ国で翻訳。

感想・レビュー・書評

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  • 最初の2秒の判断が正しい例と、正しくない例と、経験を積むと最初の2秒で正しい判断が出来る例と、経験を積んでも正しい判断が出来ない例と、まあどっちも出てきて、
    タイトルの「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」は、
    第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい(ことも結構ある)
    くらいがよいのではという印象でした。
    まあ、頼りすぎるのも良くないよね、っていう反論封じなのかも知れません。

  • 人はちょっとの情報で本質に近いことを把握する能力がある。それが第一印象であり、理由は分からないが、感じるものがあるということ。そして、それが正解であることも多い。
    ただ、消費者調査となると、第一印象だけでは評価できないのに第一印象だけで評価しようとしたり、斬新で違和感を感じていることを拒否反応と捉えたりと、エラーが起こり得る。もっとも、違和感が最初だけの場合もあれば、それがずっと続く場合もある。
    第一印象の重要性と、その理解の仕方の難しさが述べられており、ニューコークの事例などは興味深い。私自身、このタイトルに魅かれて、第一印象で買ってしまったのだが、この第一印象は正しかった。


  • 本書のタイトルと、サブタイトルの「最初の2秒がなんとなく正しい」が表しているとおり、第一印象を科学的に分析した内容。

    面白い内容ではあるけど、読み終わってしばらくしたらあまり印象に残っていない。


    なんとなく、というのを判断の根拠にした時、基本的にあまり良い印象はないよね。
    「なんとなくじゃなくて、はっきりと根拠を!」
    と言われそう。
    特にビジネスの世界では。

    ただその「なんとなく」も、ちゃんと自分の人生で得てきた経験を無意識的にではあるが、バックボーン(作中では輪切りの能力と称してます)にしており、意外と馬鹿にできませんよ、っていう事を色々な事例を交えて紹介してくれている。


    ヨーロッパ系アメリカ人とアフリカ系アメリカ人の件は面白い。
    確かに、と頷かされます。

    しばらくして再読かな。

  • このタイトルに何らかの閃きを感じたり、シンパシーを感じる人には読む価値が無い。何故ならごちゃごちゃと論証しているが、直感が正しいと言うことに対して経験上そうなのだという以上のロジックは出てこないからである。

  • 人間の潜在意識の驚くべき能力を明らかにする本。社会学的実験に裏付けられた話は、直感を含む、潜在意識を侮れないことを認識させられる。ただし、直感がすべてあたる訳ではなく、曇らされる場合もあるという説明は、直感的に感じる、直感に対する感覚(ややここしい。。)とも合っている。

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    以下注目点

    ・とっさの判断と第一印象だけでも、人は状況を的確に理解できるのだ。瞬時に下した判断も、慎重に時間をかけて下した結論と比べて、けっして見劣りしない。P.19

    ・よりよい判断をくだす方法を学びたければ、瞬時の判断の不思議を受け入れる必要がある。理由がわからないままにわかることはあるという事実を尊重し、そのほうがうまくいくこともあるという事実を受け入れる必要がある。P.57

    ・ただ平等に接しようと努力するだけではだめだ。生活を変えて、常にマイノリティと接し、一緒にいてうちとけられるようになり、彼らの文化のよい面に親しむ必要がある。P.103



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  • ヒマなら再読してもイイかも。

  • 本書では、ある出来事や人や物に対する最初の一瞬での「感じ(かっこいい、違和感がある、嫌い、好き、おいしい、まずい、など)」を「第1感」と定義づけ、これについて掘り下げる。 第1感は、論理思考とは切り離された適応性無意識という感覚から導かれる。これによって「遅いけど正確」という論理思考では間に合わない瞬時の判断が可能になる。ソフトウエアを開発することを生業にしている私は、「このソフト、何か変だ」と直感する場面によく遭遇する。おそらくまともなエンジニアはこの手の感覚(嗅覚といってもよいかもしれない)で、設計の問題点を発見した経験をしているはずである。本書によるとこの感覚もやはり第1巻であり、多くのプロフェッショナルには備わっているものらしい。 そもそも論理的判断になじまない判断は日常茶飯事(たとえば、テレビ番組が面白いとか面白くないとか)なので、こういう第1感が我々に存在することはさほど驚くことでない。この第1感が最初の2秒以内に発動され、その後の論理思考にまで影響を及ぼすことが驚きなのである。これにより、判断が狂わされ誤りを犯したり、逆に論理思考では到底ありえないようなスピードで正解を導き出せる。 我々が本書から学ばなければならないことは、前者、つまり「第1感により論理思考による判断が狂うことがある」ということである。これにより、知らない間に差別や思い込みによる誤りを引き起こすかもしれない。無意識による判断なのでどうしようもないこともあるだろうが、それでもこのようなことがあるということを自己の戒めとして、しっかりと意識することが重要だろう。

  • "最初の2秒、直感を突き詰めたのが、本書。「なんとなく」感じたことが正しいということを提起している。しかし、この第1感を曇らせる何かも存在しているともいっている。つまり、第1感を信じていい場合と、信じてはいけない場合がある。この区別は可能なのか?また、第1感は養うことができるのか?というのが、この本のテーマ。
    とても、おもしろい。興味深い。
    この切り口、視点がとてもユニーク。ベストセラーになるのもうなずける。"

  • 「ひらめき」や「第一印象」といったモノが、事象を輪切りにして判断しており、正しい場合が多いという話。当然、その反対もあるわけです。

    なので、具体的にどうこうしようという話ではなくて、心理学的な実験の数々を楽しみながら読めました。おもしろいです。

    読後の感想としては、もう少し直感というのを信じてあげても良いかなぁ〜と思いました。

  • 結局ひらめき(第一感)を信じて良いのか迷った。

    これは気に入った箇所
    ”私たちは気づいていないという事実を認めて、もっと頻繁に『わからない』と発言するべきだ”

    気に入った部分
    即興劇の成功のポイントは相手を否定しない事

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著者プロフィール

1963年イギリス生まれ。
カナダ・トロント大学トリニティカレッジ卒。
『ワシントン・ポスト』紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターとして活躍中。邦訳には『天才!』『ニューヨーカー傑作選』ほかがある。

ある製品やメッセージが突然、爆発的に売れたり広まったりする仕組みを膨大な調査とユニークなフレームワークによって解き明かした最初の著書『ティッピング・ポイント』(邦題『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』)、人間は、長時間考えてたどり着いた結論よりも、最初の直感やひらめきによって、物事の本質を見抜くという仮説を検証した2冊めの著書『ブリンク』(邦題『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』)は、いずれも世界で200万部を超える大ベストセラーになっている。

「2014年 『逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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