- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334972516
感想・レビュー・書評
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脳腫瘍 嗚咽 北海道の西南部にある鹿部町 帆立漁の網元 二歳歳下の弟の幸司が「リンパ肉腫」という癌で死んだ 家の手伝いをしていて右肘の遊離軟骨(ネズミ)を骨折 函館大学付属有斗高校 長嶋一茂の"ハズレ一位" 函館国際ホテル タクシー代 野村弘 伊良部秀輝 立浪和義 鈴木健 大黒埠頭 谷繁元信 新宿のホストクラブ 偶々二十二歳という体が出来上がる時期にぶつかったことと 打者の内懐を抉るように変化するシュートが面白いように利いて 須藤豊監督 佐々木主浩 僕らは夜も"ダブルストッパー"だった 最優秀防御率 前靭帯断裂 大塚晶文あきのり 倫子ともこ 日本航空(JAL) 彼女は高木豊さんの紹介だから 右足が痙攣していた せんそうじ浅草寺に初詣 つるがおか鶴岡八幡宮 佐々木恭介監督 津田恒美 佐野重樹 お小水の管 自分は何という情け無い男なんだ 脳浮腫 捨て鉢な感じ 死ねる薬をくれ 亭主関白を気取りながらも甘えている 般若心経を写経した CTスキャン 疑心暗鬼 よくよく御難続き 苦難は福門なり 吉村禎章 放射線治療 ガンマーナイフ 小林繁ピッチングコーチ 幸福の尺度とはお金のあるなしではなかった 僕は彼女に向かって帽子を取った
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今年10月に盛田さんが亡くなったことを知り、大変驚きました。
彼が横浜にいたとき、私はよくTVで見て応援していたし、平塚イースタン終了後外で待っていたら私服の盛田さんがでてきて、ファン全員の相手をしてくださいました。
近くで見た盛田さんは本当にかっこよく、私の人生におけるスポーツ選手との遭遇、幸運部門ベスト3に入ると思います!
(とりあえず思い出せないので、もしかしたらナンバーワンかもしれないけど、いちおうベスト3にしておいた)
でもその後近鉄に行かれたことも闘病されたことも知りませんでした。
ていうか、単に覚えていなかったのかも…。
私のまわりの野球部の子たちは皆真面目だったので、その中からプロになった人たちってどんなに品行方正なんだろうと思っていたのですが、盛田さんの発病前のやんちゃぶりを知って笑いました。
あの日、私達の相手をしていたとき、きっと「さっさとやめて遊びに行きてえよ」と思っていただろうなー。
横浜優勝の年から近鉄にうつっていて、彼が横浜で入院していたときに優勝が決まったそうです。
もう一年横浜にいてくれたら…。
でもその後復活して、近鉄の優勝に貢献したし、引退後は横浜の職員をしながら解説をされていたそうで、いろいろ辛かったとは思うけど良い人生だったのではないでしょうか。
盛田さん、野球観戦を楽しませてくださってありがとうございました。 -
自分に生きる勇気くれた本