見たことも聞いたこともない

原田宗典

• 光文社 (2003年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[まさんの感想 · 2012年1月18日]

……騙されたよ。
おい。
これエッセイじゃねーんだろ！小説なんだろ！

あーーー全部本当だと思ったーーーー。
てか、図書館ですでに「エッセイ」の棚に置いてあったし。
間違ってますよ！
嘘ですよ！全部！

でも全部本当だと信じたくなるようなものばかり。
妙にリアル。
クール床屋　でしょ
男専用ブラジャー　でしょ
ガッツポーズ同好会　でしょ
酢酸バー　でしょ
ニヤけ止め　でしょ
偶然石　でしょ
未来復活協会　でしょ
おごり食堂　でしょ
純和風電話機　でしょ
好漢堂　でしょ
拍手教室　でしょ
柴犬バッティングセンター　でしょ


ああああ、行ってみたい。
「バー　鼻」とか真面目にネットで検索したよ、あたしは。

[ごりーさんの感想 · 2023年1月19日]

久しぶりに原田宗典氏のエッセイへ。心地よい文章と笑いが出る経験に、感服。

[itsujiさんの感想 · 2021年11月23日]

確かに「見たことも聞いたこともない」作り話が続く。
これをエッセイ・随筆の914に分類するのは、ちょっとどうかと思う。
暇つぶしにはいいかもしれないが、中身はない。
酢酸バーは笑った。

[mkさんの感想 · 2015年2月26日]

うまい具合にこんな奇想天外のおもしろい変な話が転がっているものか？と疑問に思いつつもひきこまれて、くすりと笑うことしばしば。おもしろい。そして気がついた。タイトルどおりなんだ。見たことも聞いたこともない話。そしてこれはエッセイなんですよね。

[あおさんの感想 · 2012年3月7日]

クール床屋に酢酸バーにニヤけ止め…
作者と共に不思議な世界に迷い込んだ気分。
どれも試したくなるが
特に好漢堂には今すぐにでも行ってみたい。

【図書館・再読・3/7読了】

[umeさんの感想 · 2010年10月6日]

不思議な店＆商品を独特なユーモアで定評のある著者が紹介する１冊。クール床屋、ニヤケ止め、おごり食堂、純和風電話機etc。。。本当にこんな店＆商品があるの～？の連発。久々に原田さんのエッセイを読んだけど、うつを患ってるとは知らなかった。本の雰囲気がちょっと違うと感じたのはそのせいかもしれない。

[はな そらまめさんの感想 · 2009年7月23日]

原田さんの本にしては、わざとらしいというか、エッセイかと思ったら小説
だったのだけど、それがあいまいで、読んでいても落ち着かないし、面白くはなかった。
うつからの復帰中だと思うのだけれど、無理して書いたのかなぁ。しんどさが分かるだけに
無茶しないで、休もうよ…と言ってあげたい。

[よしこさんの感想 · 2008年8月15日]

楽しかった。癒されましたよー。純粋に誰にでもお勧めします！！いいエッセイ？いや、短編集でしょう？どこか、本当で、どこか、作れらているのに、微笑ましい。堪らない。また、読みたいと思うくらいです。ありがとうございます。

[朔美さんの感想 · 2005年8月1日]

ムネノリワールドが好きなのだが、これは残念。<br>つまらなかった。<br>エッセイなのだが、いまいちツボにはまらないのだ。<br>嗚呼、残念。

[tamausaさんの感想 · 2004年4月12日]

図書館でエッセイの棚にはいってたので、エッセイだと思って読んでたのですが……
エッセイのふりをした小説かもしれません。
しかし前に架空の商品をでっちあげる「貴方には買えないもの図鑑」なんかを書いてて
それも一応エッセイだったわけなので分類として間違ってないのか……と思ったり。
半分はものすごく本当（すごい言葉だな我ながら）
作者が躁鬱が激しいとか息子のＮ弥君（他のエッセイでは伏字ではないのだが……）の話とか岡山時代の友人とか
本当の部分がファンには違和感ないものだから「いつものエッセイね」と読んでいるとなんだかヘンなことになってくるのである。
クール床屋？　酢酸バー？　好漢堂？　男性用ブラジャー？
うーむ、あやしい。

装幀 / 原　研哉
本文イラスト / 長岡　毅
初出 /『小説宝石』2001年4月号～2003年4月号掲載。

著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」