世間の目

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334974428

感想・レビュー・書評

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA67244129

  • なぜ、日本の子供は親バレを怖がるのか?逆に、障子1枚隔てた空間で生活できるのか?
    世間というものを考えることで、日本の国民性が少し理解できました。

  • 世間と社会の対比。日本には個人はいない。世間は、人の行動を縛る。なるほど。でも、普通の日本人はそこから脱客はできないんだな。強い個人になるのがいいのか、どうか。

  • 世間学について読みやすく書かれている本。
    文体もとっつきやすくて比較的楽に読み進められた。

  • 「世間が許さない」「世間体が悪い」「渡る世間は鬼ばかり」…日本には世間がある。

    「世間を見返してやる」「世間に申し訳がたたない」「世間に恩返しする」など、
    個人の強い行動原理にもなりうるこの「世間」
    日本人がいかに切り離せる個ではなく、関係性の中で生きているかがわかる。

    近頃、日本について問われる機会が多い。
    「なぜ日本では・・・」「なぜ日本人は・・・」
    考えてみると日本ではこの「世間」という概念が存在することに気がついた。

    「世間」とは「日本人が集団になったときに発生する力学」
    これは個人の意思とは別に、相対的に独立してあらわれる集団の意思そのもの。
    この意思はある種の強制力をもっている。
    「世間」が「権力」だといわれると、少し違和感があるかもしれないが、
    「世間」はある場合には、きわめて強力に個々の人間を拘束するような力を持つ。
    私たちはそれに対して抵抗するのが非常にむずかしい。
    日本人をつらぬく見えない掟。

    断っておくが「世間」という概念を「悪いもの」として否定しているものではなく。
    あくまで、そういう概念があるということを提示していて。
    よくも悪くも日本人である自分たちは「世間」と付き合わざるをえないのだから。

    それでも、よりよい「世間」のあり方を
    模索していく必要があるのではないかと感じています。

  • 090727

  • 10-005

  • 分類=世間。04年4月。

  • 世間学って、比較的新しくて?まだ殆どは未知の世界であるらしいのだけど、初歩的なことを易しく説いているいるこの本を読んだあとは「それでそれで?」となってしまう。同じようなシーンもいくつかあったが、日本人の労働観などと結びつけて世間学を深めていくのは面白そうだなぁ、と興味をもつきっかけとなった。

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著者プロフィール

九州工業大学名誉教授・現代評論家

「2018年 『談 no.112 感情強要社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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