ビジュアル版 最後の藩主 四七都道府県の幕末維新

  • 光文社 (2004年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784334974640

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

幕末の歴史を新たな視点から描いたこの本は、江戸時代の藩主たちの動向や人間性を深く掘り下げています。大政奉還という重要な転換期において、300藩の殿様や家臣団がどのように行動していたのかを、豊富な写真と...

感想・レビュー・書評

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  • イメージとして江戸時代は各藩が参勤交代していてる一方で、幕末の戊辰戦争当時は薩摩・長州・土佐・朝廷と徳川慶喜・松平容保の会津しか目立たないイメージ。
    ところがどっこい、その二つの時代はつながっていて幕末期でも300藩と殿様、家臣団がいた。その徳川幕府が無くなる大政奉還という一大転換期に、紀州徳川や容保の兄が居る尾張徳川、加賀百万石に仙台の伊達家、将軍不在の江戸城や水戸徳川や一橋家など各藩が何をしていたかが分かる興味深い本。

  • 新撰組や白虎隊と比べると、どうしても陰が薄い大政奉還時の各藩主について、写真入りでまとめられた一冊。
    幕末はあまり詳しく知らないため、いろいろとためになったし、殿さまの器の大きさもさまざまだったんだなあと、人間的な面がわかって身近に思えるようになりました。

    例えばこんなこと↓

    徳川慶喜:鳥羽伏見の戦いで敗れて江戸城へ→城内には彼用の布団の一組さえなく、やむなく一ツ橋家の実家から運んだ
        :口がうまかった→大奥節約の件で篤姫、和宮と仲が悪かったが、対面後は口のうまさで二人を味方につけた

    山梨、甲斐の国:幕末藩なし:土佐藩の乾退助→信玄の側近、板垣信方の子孫という伝説を利用し、板垣退助と改名→「武田旧臣が徳川から甲州を取り戻しに来た」と触れ込む→民衆官軍にてきめんの効果

    県庁が福島に置かれた理由:若松・福島・磐城の3つを合併した真ん中だから。若松・磐城が薩長に恨まれたわけではない

    薩摩(鹿児島)の島津久光:廃藩置県→花火を上げてうさ晴らし

    上杉鷹山:宮崎の高鍋出身、秋月家からの養子。父も名君、弟も秀才

    「水戸人がスタイリストなら長州人はリアリスト」同じ勤皇でも違う 
    長州藩300年雌伏の時:しつこさが倒幕の原動力
    外郎(ういろう)→元から薬として長州に入る。後に餅として山口県の名産に。

  • 殿様が、かつてどんな生活してたのかがよくわかった(笑)倒幕派・佐幕派・中立穏健派に分類、維新後の末路まで書いてあって親切。

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著者プロフィール

1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は160冊を超え、ベストセラー『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社新書)のほか、『365日でわかる世界史』『365日でわかる日本史』『家系図でわかる日本の上流階級』(清談社Publico)、『民族と国家の5000年史』(育鵬社)、『日本人のための日中韓興亡史』(さくら舎)、「誤解だらけ」シリーズ(イースト新書)、『消えた都道府県名の謎』『消えた市区町村名の謎』『消えた江戸300藩の謎 明治維新まで残れなかった「ふるさとの城下町」』『消えた国家の謎』(イースト新書Q)など、日本史、西洋史、東洋史から政治、経済、文化など多方面でリベラル・アーツを重視する斬新な視点で話題となる。

「2025年 『誤解だらけの韓国史の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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