現実入門

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 730
レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334974770

作品紹介・あらすじ

「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 爆笑。爆笑。

    しかも真夜中の居間
    スタンドライトのみ
    家族が寝静まったコタツに独り

    あはははー、ヒィーヒィー笑う自分がこわかった。

    穂村さんの作品も夜が似合う。
    相変わらずのオトメ全開で本当に好きだぁ~。

    今回この作品読んで思った。
    穂村さんの脳内は・・・

    水城せとなさんの「脳内ポイズンベリー」の脳内会議の
    模様に似ている。

  • ほむほむが
    献血してるー笑
    合コンしてるー笑
    「ぼ、ぼくはメモ帳がないとご飯が食べられないんです」って!!笑笑
    おばぁちゃんの病室にお見舞いに行くのは、わたしもいつもどきどきして、なんとも言えないきゅうっとした気持ちになるものだ。いつも饒舌にちょっと違う位相のことを面白く書いている穂村さんが、現実にしか触れていなくてドキッとした。

    そしてオドオドしながら部屋を借り、
    そして、親へ挨拶……!

    妄想と現実の区別がさっぱりつかないのが、
    いつも以上でした。
    まぁそんなことはどうでもいい。
    ほむほむ頑張った。
    ほっこりしたぁ〜。


    私も、自動車教習所に入った時は、
    ほんとにみんなこんなことを?
    と思ったものだ。
    みんなこんなにも面倒くさい過程を経て免許をもっているのかと。
    現実って改めて直視してみると、なかなか大変だーね。

  • エッセイ、なのか?

    あとがきにかえて、の恋文的文章にぎゃふんとなりましたーー
    にやける!

    42歳で人生経験値が低い「私」の現実入門。

    献血、占い、葡萄狩り…

    ただの体験エッセイかと、思いきや?

    別のひとのレビューで、
    花荻窪とゆう地名はないと、書いてありました。

    ないんだ!
    じゃあサクマさんは!
    天使は!
    どこまでがフィクションですか!
    ほむらさん!
    と、混乱。

    でも、天使、にょっ記に出てくるし!
    ほむらさんの仮想世界では花荻窪もあるのだ。
    そこでは、「私」がハーブに水をあげたりしてるんだろう。

    あと「一日お父さん〈夜の部〉」で、
    タイミングをみて高い高いをしちゃうところにきゅんとしてしまいました!

    おじさんがかわいくみえるってすごいなぁーーー

  • 現実からはずれた時空間を生きる男。

    「人生経験値」の低い穂村弘が色んな初めてに挑戦する体験エッセイ。

    私が体験したことがあるのは
    ・占い
    ・アカスリ(健康ランドではなく韓国旅行にて)
    ・相撲観戦(マス席ではなかったので心付けは必要なかった)
    ぐらいだろうか。

    おっかなびっくり、余計な妄想を繰り広げながら初体験に挑戦する
    穂村さんの様子が面白い。

    でも、物件探しで「花荻窪」という地名がでてきて、「あれ?」と思う。
    そんな場所あったっけ?そして結局…。

    不器用な穂村弘に親近感を抱いていたけど
    本当はとても頭の良い遠い存在なのだ。

    地に足をつけてなんでもそつなくこなす人より
    いちいち怖れ、戸惑う人の方が人間らしくて好感が持てる1冊。

  • めっちゃ楽しかった。でも、えこれ小説ですか?って思った。

  •  この本、買った直後に文庫になった。
     ちょっと寂しい(笑)
     最後、ちょっと面白いね(2009/02/09)

  • 1

  • あぁ~穂村さんのエッセイは面白いなぁ~・・・なんて読んでたら、最後「ミステリーかよっ!」やられた感、半端ない!読了後に読者が「???」ってなってる姿を穂村さんが笑ってる気がしてならない。

  • こんな人だったかしら、と思いながら、読んだ。だんだん楽しくなっていく。最後は、クエスチョンマークが。全て創作?何でも書ける自由さに気づく。

  • プライドと世間体が邪魔をするのか突込みが今一つ甘く物足りなかった

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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