敗因と

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334975128

感想・レビュー・書評

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  • ・ジーコジャパン ドイツW杯全敗の客観的記録
    ・淡々と代表チーム内部崩壊の経過が書かれていて、ほうほうサムライジャパンもビートルズも子供の野球チームもだいたい同じだな、と
    ・嫉妬と自己顕示欲、価値観の違い、リーダーのジレンマ、控え選手の苦悩
    ・気持ちがまとまらないと思い通りにボールが転がらないから面白い、フットボールって
    ・フットボール関係の本も面白いものが多い
    ・ラグビーも面白いけど、面白いラグビー本ってなかなかないんだよね

  • 賛否両論ある内容ですけど。。
    ドイツW杯の時の日本代表がおかしかったのはたしかな気がします。。

  • 失われた4年間といわれたドイツワールドカップ
    ジーコジャパンを選手・関係者のインタビューで構成されたドキュメント

    読めば読むほどジーコジャパンは絶望的な状況だったんだと感じます。
    しかし、こうなることはジーコの采配やチームマネージメントを見ていればある程度予想が付いたのだから、
    それを後出しのように負けてから出版するのはいかがなものだろうか…

  • ドイツW杯の日本代表を書いた作品です。仲悪すぎます。これで勝てるはずがないですね。中田擁護派が多いと思うけど、少なからず、彼にも問題があったようです。まあ、サッカー好きには面白いはずなので、ぜひ。

  • なぜドイツW杯で日本は敗れたのか?

    その答えは簡単には見つかりません。


    「こんなチーム状態で勝てるはずがない」

    ナンバー愛読家の僕は、うすうすと感じてはいましたが、本書を読みその思いが確信に変わりました。


    悲しくなりました。

    戦術云々以前の問題が多すぎる。

    中田英寿に関するエピソードは悲しく、むなしくなるものばかりでした。

    彼を一方的に擁護するのは間違っているけれども、そういう事実があったことをファンとして知っておく必要があると思う。

    サッカーが好きな人は読んでみよう。

  • ちょっと忘れかけていたドイツワールドカップの悔しい気持ちをあらためて思い出しました。読後もちょっぴり悲しい気持ちが残ったまんまになります。

  • 最期:戸塚啓
    ブラジルに1-4で敗れた直後。ヒデが倒れている。日本の選手は誰もヒデの所にいかない。試合後のアップをしていた元チームメイトのカフーはヒデが泣くのは当然のことと思った。アドリアーノは元チームメイトとして声をかけにいった。日本代表はなぜか声をかけなかった。
    愛憎:戸塚啓
    ジーコにインタビューをしにトルコへ
    日本代表の結果は知っていた。15時キックオフ。オーストラリア代表からも、FIFAのミス。レオナルドは、選手
    が試合の流れを読めなかったことを
    嘆いた。国見を指導したドイツ人は、
    引いてカウンターを狙うのは当然。
    FWの不在。2点目がとれなかった。
    ジーコは松田を高く評価していた。
    3度の辞退。23人を選んだ後、喜んだ
    久保は選手生命を考えて外した
    ジーコはベンチからガタガタ言われた
    くなかったby通訳の鈴木
    団結:戸塚啓
    2002に代表落ちの中澤が、秋田と中山
    を入れた理由がわかった。上の選手が
    声をかけてくれるのは大きい
    藤田が代表に復帰。全員にチャンスが
    あるのはおかしい。海外でプレーする
    とボールを奪いに行く感覚が違う
    オフトの戦術を持って自分で判断。
    キリンカップでの敗戦後、夜の
    ミーティング。宮本がアツに最初に
    発言させた。土肥はチームに一体感は
    なかった。個々の主張が強すぎ。
    金星を狙って、一つになるようなこと
    は一切なかった。
    アツは宮本に電話。柳を庇う発言なし
    藤田はWC出場できなかったのは淋しい
    30歳以上のGK以外の選手がいないのは
    日本だけだった
    確執:木崎伸也
    ボンのホテルでヒデだけ、一人で食事
    ヒデの為に4バック。インタビューで
    チームメイトを批判。
    日本代表の七不思議は宮本
    DFができないサントス
    この二人はプライベートでは普通
    ヒデだけ無視。中田浩二はヒデを理解
    ヒデと黄金世代
    国内組ち海外組
    先発組とサブ組
    攻撃陣と守備陣
    溝が深まった
    七色:金子
    ロシア代表監督になったヒデリングの
    インタビュー。最初は不機嫌だった
    さまざまな顔を持つ監督
    晩餐:木崎伸也
    オーストラリアの敗戦後,ヒデの提案
    かみじょうで日本食。中村が病欠
    リラックスの為、アルコールも飲む
    溝が埋まる程,浅くなかった。
    ブラジル戦後、ヒデと小野が別々に
    かみじょうに来た。宮本のことを
    「あいつはダメ」と冗談ぽく言った
    サッカーの意見が違う。
    店の客は無視。前園にどっちのヒデが
    本当のヒデ。明るいヒデが本当
    齟齬:木崎伸也
    DFラインの高さで意見が合わない
    オーストラリア戦後、ジーコは宮本の
    意見を採用。ボールを取られたら、
    自陣に引け。突然、やり方を変えた
    ジーコに失望すら中田浩二
    敵は自分達のなかにあった
    消極:戸塚啓
    フロアチア戦の実況。解説はリティ
    落涙:戸塚啓
    ブラジル戦の実況、解説なし
    ヒデは中田浩二に「お前、良かったよ
    そういうプレーをそういう気持ちを
    持ってやってくれ」
    「泣いてる」「泣いてねえよっ」
    敗因と:金子
    ヒデの新人時代を語る小島。
    目標設定が高い。シュート練習では
    ゴールすみを常に狙っていた
    オリンピック後に化けた。
    記者会見をTVで見ると海外移籍
    小倉「代表チームは子供の集団」
    城「ヒデがいっぱいいっぱい走って
    いたのでびっくり」
    JFAのレポートでは、ピーキング失敗
    メンタル面はなし。後輩の役にはたた
    ない。前園は、ドイツ日本代表には
    目標がなかった。心に響く試合がなかった。ヒデは、「体が痛いのを隠す
    選手がいない。出場が約束された選手
    は体の痛みを訴える。サブ組は隠す

  • 鶴巻783

  • 綿密な取材・文章構成。いつかはこんなん書いてみたいもんですわ。

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