マネーはこう動く: 知識ゼロでわかる実践・経済学

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334975210

作品紹介・あらすじ

30年ぶりの世界好景気!円安、株高、地価上昇、利上げ…いったい何が起こっているのか。一気に読めてすぐに役立つ画期的入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 銀行のバランスシート。
    紙幣発行側の行動判断基準を数字で知る事で、目的と、リスク管理方法が想定できた。まぁ結局金の価値はえぐくて、どんどん増えていく。個人ができる事をやる以外ないなってゆう、現実視点に走る。

  • 家にあったので読んでみた。

  • 日本の財政を580万円しか年収が無い人が8300万円の借金をしている状態と例えている。

    この大変な状況で、金融政策のうちもっとも現実味のあるものはインフレにすること。




    この本が書かれたのは2007年だが2012年自民党政権になってからこのことが実行されつつあることに驚く。

    政を行う人というのは一般人よりは知識がある方が多いだろうし、助言してくれるいい知恵を持った人たちもまわりに沢山いると思うのだが20年も日本は何をしていたのだろう?

    (このままアベノミクスがうまく行けばいいのだけれど・・・)




    まぁ、それはおいといて。

    国は借金を返すためにインフレに得策である。

    となると、長いものに巻かれながらもうまく波に乗ってゆくためには何をすべきかということが書かれてあった。




    ☆固定金利で不動産を買う

    ☆米株を買う

    ☆日本の国債を買う




    私の実践できそうなことは米株を買うことだけれど、ダウが過去最高値を最近つけたばかりだったので、投信を一部売却したばかりだ。 

    もうしばらく持っておくべきだったかなぁ・・・




    サブタイトルが”知識ゼロで分かる実践経済学”

    確かにこれを読むと経済のおおまかなしくみは分かるかもしれない。

  • 積読状態だったものを読破。
    この人の本は、文章も内容もとてもわかりやすくお気に入りである。
    ただ、もちろん普遍的な内容も含まれるが、基本的には時事ネタをベースにしているため、さすがに内容が古すぎる感は否めない。
    どうせ読むならこの人のもっと新しい一冊を読むべき。
    先の読めない、正解のない経済市場に対して、言葉を濁すことなく自分の主張を明確に述べるところは非常に好感がもてる。

  • 経済に関しての基礎的な部分を知ることができてよかった。
    経済予想については、サブプライムローンの予想が外れるなどあるけど、経済知識ゼロな人がお金の流れを読めるようになるための入門書としていいのではないかと思った。

  • 素人向けに読みやすい。是非。個人的に再読要。

  • 2007年の本だけど、藤巻さんが書いていることと逆に超円高になっている。

  • 経済の基礎について詳しく書かれている。
    非常に読みやすい。

    ただ、藤巻氏がサブプライム問題にも触れているが、これに関する予測については外していることに留意。
    2007年の本なのでリーマンショック前である。

  • ザ・「経済」の入門書といった感じだろうか。

    経済学専攻の学生が大学の講義で習うような
    金融・財政・為替の基本的な部分を分かりやすく伝えてくれている。

    ただし、出版されたのがリーマンショックの1年前であるので、
    それ以降の世界経済の変化は考慮されていない。

    初めて藤巻健史氏の著書を拝読したが、
    (この本は、講義内容を書籍にしたからだろうが)
    学術文章とはかけ離れ、話口調だった点も読み入れやすかった点だったと思う。

  • 時事はどうかわからないけど、前半部は、基礎知識の教科書としてかなりわかりやすく書かれている。

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著者プロフィール

1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。
2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。2020年に旭日中綬章を受章。日本金融学会所属。現在、㈱フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事。

「2022年 『超インフレ時代の「お金の守り方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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