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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784334975340
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みんなの感想まとめ
サッカー界での経験を通じて、リーダーシップやチーム運営の本質を探求する内容が魅力的です。著者は、ジェフユナイテッド市原での育成部長やゼネラルマネージャーとしての役割を通じ、イビチャ・オシムを招聘した際...
感想・レビュー・書評
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オシム好きの友人に、オシム本をまとめて借りた(押しつけられたともいう)。フリマの店番をしながら、一気読みした記憶。ジェフのGM、最近ではグルノーブルや京都サンガのGMでも有名な祖母井さんの自伝。
阿部勇樹引退の報を見て、オシムが見出したジェフチルドレンのことを思い出した。いまになると当時のオシムを招へいするって相当なことだったとわかる。そのあたりのあれこれが祖母井さんをとおして伝わってくる。ここまでやらないとだめなのか!と圧倒される熱量。クラブチームはファミリーという言葉をそのままに、公私にわたりサポートしつづけたクラブ愛とサッカー愛。うばぢから、とはうまいネーミングだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
祖母井(うばがい)秀隆氏は、1995年から2006年までジェフユナイテッド市原(現ジェフ千葉)に育成部長、ゼネラルマネージャーとして在籍し、ドイツ留学時代に培った幅広い人脈を活かして、ヨーロッパ特に東欧からフェルシュライエン、ザムフィール、ベルデニック、ベングロシュ、イビチャ・オシム、アマル・オシムらの指導者を招聘し、いわゆる東欧路線と呼ばれる現在のジェフ千葉の礎を築いた人です。現在は、グルノーブル・フット38のゼネラルマネージャー職にあります。
本書で、ファミリー(選手・サポーター)、親分(イビチャ・オシム)を暖かい目線で見守る祖母(うば)の役割こそが、ゼネラルマネージャーの本分であると説く。これを自分の姓にもかけて「祖母力(うばぢから)」という概念を提示するあたりがうまい!ちょっと前に話題になった親野智可等(おやのちから)氏著「親力(おやぢから)」のパクリではありませんよ~。
祖母力を要約すると、
・周りに流されず、筋を通す力
・弱者への暖かい視線を持ち、プレーヤーに安心感を与える力
・目先の勝利ばかりでなく、長期的視点で物事の正否を判断できる力
と定義できるようです。ありがちではありますが、なかなかわかりやすく、ビジネスに、子育てに、人間関係にと、なるほど普遍的に通用し得る概念と思います。育つのを見守るというのは難しいことです。そういえば、あなたの周りにもいませんか?首をつっこみ、口は出すけど、手は貸さない人。そういう人には祖母力が足りていません。 イビチャ・オシム招聘当時のエピソードをはじめとする、自らの勘を信じ、感性のままに行動してきたエピソードが本書に説得力を与えています。 -
オシムが好きか、祖母井氏を知っている人しか楽しめない内容。そして、組織のマネージャーとして尊敬できるし、参考になるが、彼のようには振る舞えない。脱帽です。
彼が向き合っていたのは、選手、サポーター、未来の選手たち、組織の軋轢やしがらみにしばられることなく、サッカーを愛する人たちに向いているのがよくわかった。
日本のサッカーのため、早く帰ってきてほしいよ。 -
2009年4月7日読了
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ジェフのGMとして、苦しいときも栄光のときもチームを支えた祖母井さん。
彼のチャレンジングな人生を垣間見た。
非常によい内容だった。
ただ、ジェフのサポーターとして、感じるところは複雑でもある。
とりあえず、川渕は協会を去った。
1つの違和感を拭い去ったような気がした。 -
081122
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ジェフのGMとして長年チームに関わり、オシムさん招聘にも関わった祖母井さんの自伝。
この人もやはりすごい人。オシムさんとのくだりはGM、監督との関係性をしっかりと考えさせられる。
某なんとかエイトみたいなフロントの勝手な横暴ではなくやはりチームというのはファミリーとして、一丸となって作り上げていくのだと
心から思った。いい本でした。 -
サッカー本に分類しておくのはもったいない。
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7月27日読了。
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オシムをジェフに呼んだGMということ以外、あまり事前知識なく呼んだが、その行動力に圧倒された。自伝的な本から、ここまで人間力を感じたのは、最近では幻冬舎・見城氏以来か。
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サッカーに関わる人にとってはおもしろい本だと思います。
オシムさんがなぜ日本に来たのか?
ジェフのGM時代はどんなことをされてたのか。
など興味深い内容がいっぱい知れました。 -
筆者の祖母井秀隆は、フランスのプロサッカーチーム、グルノーブルのGM(ゼネラルマネジャー)。元はジェフのGMで、その時にオシムをジェフの監督に招聘することに成功したことで評価を上げた。サッカーの業界では、相当に有名な人である。この本は、その人の自伝・半生記みたいなものである。期待していたほどは面白くはなかったけれども、この人のパワー・バイタリティを随所に感じさせる本で、仕事に悩んでいる時など(私はほとんどないけれども)に読むと、少し元気が出るかもしれない。
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恐らくは、祖母井さんという人を知らない人が読んでも十分に面白い本だと思う(その場合は、若干自己啓発本チックになることは必死だけれども。苦笑)。かつて寺山修二はアンドレ・ジッドを引いて「書を捨て、町へ出よ」なんて言ったけれども、祖母井さんの本を読んでいて、思わずその言葉を思い出した。物事を実現する力とは、それが必ず出来ると信じて、迷わず行動することだなぁと、改めて中学生みたいな感銘を受ける。本書の中で筆者自身が言っている通り、そうやって行動することが様々な人脈や運を呼び込む原動力になるのですね。私も、書を捨てて出来る限り「現場」に向き合っていけるような人間になりたいものです。
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「お金では動かない」それがオシムを日本に呼ぶことが出来るという確信を得たアドバイスの一言となったという。
オシムの凄さをオシムが代表監督になるまで知らなかった人もたくさんいたはず。
世界的にもサッカー界ではカリスマ的な監督であったオシム氏を、どうやって呼ぶことができたのか。
また、オシムとどんな親交があったのか。
どんな信頼関係があったのか。
この祖母井さんっていう人に、月1回新聞のコラムを通して、とても興味があったのだけど、小学生のときには6年間通信簿「体育」が1。
運動が得意なはずなのに。
そこから始まる「規格外」な祖母井さん。
いつも新しいことを求めて、誰もが予測不可能なことを、発想や視点が、少し人と違ってる。けれど、それは案外「目標」をきちんと定めることによってぶれないものなのかもしれないと、この本を読んで感じた。
監督としてではなく、育成という形で選手をユースから育て、弱小チームを、どう強くしていくか。それも意識づけから始まるという。これってサッカーだけじゃなくて人生そのものにも共通するんだろうなと感じたり。数々の祖母井伝説の裏話や日本のサッカー協会やクラブの体質。そして、なぜ今、祖母井さんはグルノーブルのGMなのか。とても興味深い内容が盛りだくさん。川渕キャプテンとは仕事をしたくない!と断言してるところなんかも規格外でとてもステキ。敵も多いかもしれないけど、私は益々、祖母井さんに魅力を感じた
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