マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ

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  • 光文社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334975364

感想・レビュー・書評

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  • 実際に金融取引をしている人間にとっては常識。

  • 2012/05/03
    「はじめに」が苦しい言い訳から始まってるとかおもろい。笑
    ほんまなんとでも言えるな。当たらなければそれはヘッジだとか、リスクをとってきたとか、長期的には大丈夫とか。印税収入も楽じゃないな。

  • 藤巻健史の本は何度読んでもタメになります。今は大損しているとのことですが、最後には大勝するんでしょう。私も参考にしてます。

  • 何をすればよいのか分からない。難しい。

  • 難しい。個別のデリバティブに関してはすべてを読めなかった。
    著者曰く。資産運用で成功するためには、正しく経済を分析することと適切なツール(商品)を使いこなすこと。そして、適切なツールがデリバティブだという。デリバティブとは金融派生商品で、為替先物、外為証拠金取引、債権先物など。
    難しい。個人投資家が行えるのも限りがあるという。日経225などはこれから良いという。
    本書でも、今後のインフレ傾向、長期金利で借金をし、不動産投資を行い、利ざやを稼ぐ方法を推している。
    日本の市場におけるデリバティブの未発達、政府の無策なども指摘する。
    もう一度、もう少しこの分野を理解してから読んでみた方が良いだろう。

  • 藤巻氏の著作、1作目である。2作目というのは、個人的にという事で、出版ベースで
    新書や他の本も出ている。ただ、1作目の続編という形に近いと考え手にっとった次第
    である。

    内容は、氏の予想が外れた事から始まるのだが、氏は前作に続き「物」を買うことを
    止めてはいない。インフレになるから。そして、さらに今回はデリバティブまで説明を
    行い、債権先物を売り建て、日経先物を買っているとの事だが、今回は正しく続編に
    近い形で、ほとんどがデリバティブの説明になっていて、それをうまく使う事を奨励
    している。

    今回のポイントは、以下

    1.株を買うのか、売るのか、債権を売るのか、買うのか全体思考で投資する
    2.ポートフォリオが最重要
    3.レバレッジは、1〜3倍で

    の三点であると思う。特に、2が重要であると氏は説いている。
    具体的には、日本の株何%、アメリカの株何%、欧州の株何%といった、個別銘柄
    ではなく、どこの国の何をいくつ持つのか。それらの組み合わせが重要だと。
    実際に、ここ20年で利益を得た人は、日本バブル時に土地を売り、そのお金で
    今度はアメリカの土地を買って売る。そうしてきた人達である。

    ただ、最も重要なのは、

    4.最新の金融知識を得る事(知識全般も)

    だろう。私達はあまりに知らなさすぎる。知らないが故に、他人責任になって文句を
    言ったり、金融派生商品は駄目だと言う事になる。現に、藤巻氏は10年以上前から、
    このような仕組みを利用して利益を享受している。

    このタイムロスはあまりに大きいと言えるだろう。
    今からでも埋めるだけ埋める必要があると個人的には感じた。

  • 著名人ですな。

  • 自分でも言ってますが、外れてます。

    モルガン時代の話は華麗なのですが。

  • 私は今は債権を買う時期なのか、株を買う時期なのか、売る時期なのか、そういうことだけを考えていました。

    景気がよくなるなら「日経225先物を買って、債権先物を売る」、逆に景気が悪くなるのなら「日経225先物を売って、債権先物を買う」

  • 藤巻氏の運用法。先物、日経255の解説。常識のとらわれない視点。オプションの話。すごく実践的な本。

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著者プロフィール

1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。
2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。2020年に旭日中綬章を受章。日本金融学会所属。現在、㈱フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事。

「2022年 『超インフレ時代の「お金の守り方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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