寂聴あおぞら説法 4

制作 : #REF! 
  • 光文社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334975494

感想・レビュー・書評

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  •  岩手県の天台寺の元住職寂聴さんの法話集。
     2005年~2008年の法話の抜粋で、以前読んだことがあるものも
     あったりしたけど、やっぱり面白いし、スカ~っとする。
     美容院で読む週刊誌にも連載されていて、一話の中で絶対一回は
     笑ってしまう。
     ちょっと毒がある言葉も寂聴さんが言うと笑えてしまうのだ。
     「見えないものを大切にしよう」「生きるということは出会うこと」
     「想像力を持ちましょう」等々・・人生で大切なことを再確認させてくれる。
     いろいろ印象に残った言葉があったけど、「和顔施(わがんせ)」という
     言葉を知ったのは今回の収穫。
     笑顔は人の気持ちを明るくする。何もできなくても人と出会ったときには
     にっこりしようと思う。

  • 仏教の愛には渇愛と慈悲の二つがある。
    私たちは自分一人で生きてるのではない。みんなに支えられて、みんなと支えあって生きているんだということを忘れないでください。
    人間は幸福になるためにこの世に送り出されてきた。幸福とは自分一人の欲望が満たされることではなく、この地球のうえに今、生きているすべての国のすべての人々の衣食住が足りること。
    自分は不幸だと思ったときから、不幸は始まる。そう思った瞬間により大きな不幸が周囲から押し寄せてきます。どんな時でも無常。
    人間は笑った方がよい。笑う門に福来たる。
    人は何のために生まれてきたのはか、幸せになるためです。
    想像力を鍛えるにはどうすればよいか、本を読んだり、音楽を聴く。

  • 今回も、読んでいて清々しい気持ちになりました。

    次回も楽しみです。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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