- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334976071
作品紹介・あらすじ
あなたのクラスのにもいたかもしれない、ちょっと変わった女の子の話。
感想・レビュー・書評
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病気について理解しているとはいえない私ですが、とても考えさせられる内容。自分の昔を振り返って、似ていると感じる部分も多いと感じる場面も多かった。
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発達障害について、マンガを通して知ることができました。
物事がどのように見えているのか、物事をどのように捉えているのかを知るには非常に良い一冊でした。
これは障害を抱えた子のほんの一例であるけれど、周囲の理解が不充分な様子、医療という観点からの早期介入の必要性などを再度気付かせてくれました。 -
クラスにひとりか二人は必ずこういう子がいたよな…。
(今はもっと増えてるみたいだけど…。)
先生や周りからの叱責もやはり現代に近くなるほど陰湿でエグイ感じだな…。
障害を抱える当の本人がどう感じ、どう思っていたか(いるか)を表現できるようになるというのは重要ね。
どれだけ想像を巡らせて、動きを見てても推察のしようがないことも多いと思うので、やはり当人に語ってもらうしかわからないものね。
周りにできることはそれを表現できるよう根気よく教え、待つしかない…。(先生だけでなく、親も兄弟も友人もご近所さんも赤の他人も。)
人間を育てるというところに「効率」を持ち込んじゃ歪むだけだものねぇ…。
「障害は福の神だから大事にしろ」という教えがある。
万事うまく回り、深い見識とも出会える教えだと思う。 -
いい先生にあたる、あたらないっていうのは運なんだ。毎週遺書を書く日々ってどんだけつらいのか。
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AS、AD/HD、LDの発達障害を持った作者の幼少時から中学卒業までの実話を元にしたエッセイコミック。
先生はクラスの絶対君主でどんな理不尽な暴力を受けてもそれがそのクラスのルール。
そんな時代が確かにあった。
家だけが普通の子で居られる場所だから外で受けた苦痛を言わない。凄く解って痛々しかった。
ニトロちゃんがまとも先生に出会えて本当に良かった。
始終重い話でしたが気持ちの良い終わり方でした。 -
発達障害。
わかりやすく重く明るい。 -
最近は障害者本人が自身のことについて書くという事が増えたみたいで、やっぱり周りの健常者が書けないことを本人達は書けるんだろうし、そうしたものは説得力が違うなあとも思うのです。
沖田×華の作風はギャグだから始終笑えるし(ただし本書は重い内容)、マイナスイメージの障害が、面白いものに変わっていく。 -
マンガです!!
発達障害(またはそれらと関連する障害)について、
これほどわかりやすい本はないかも…ぜひ!
【熊本大学】ペンネーム:カサダ
☆この本は熊本大学附属図書館中央館にあります。
請求記号 378 O,52