- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334976217
感想・レビュー・書評
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女性が直面する様々な問題をコミカルに書かれていて、とても読みやすかったです。
時々、「ふふっ」と笑ってしまうところも
すいすいページが進んでいきました。
特に気になったところは、始めの方のページの、「ベリーショートヘアがセクシーに見える条件」というところ。
ベリーショートヘアがセクシーに見える条件とは
・少年のようなかりっとした若い体つきの女性
・贅肉の少ない女性
とのこと。
実は私もベリーショートヘアなのですが、かなりドキッとしましたね
確かに年をとってベリーショートヘアだと、一歩間違えるとおじさん。
今の体型をきちんと保って、セクシーとまではいかなくとも「女性」に見えるよう心がけたいと思います。
あと、「自分を大切に思えるのが大人。自分でケアできるのが大人。怒り悲しみ喜び楽しみ・・・・・感情をフルに感じられるのが大人。」の文章が印象に残りました。
自分でケア、私は行っているかしら。
結構無理しているところが、あるかもしれません(苦笑)
これからどんどん年をとっていくのですが、この先私は何を見つけ、何を感じ、どう歩いていくのか?
色々考えさせられました。
「おとな養成所」は、女性の誰もが直面する事柄について、身も心も、真の「おとな」になるためのエッセンスが詰まった「ライフスタイルブック」。
私も、自分をケアしつつ、自分に責任を持って、風通しのいい生き方ができたらいいな。
やっぱりこの人の本は楽しいです(*^▽^*)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私より一年先輩の槇村さん。美容やダイエット、アラフィーにしての美しさを追求するも身体のあちこちに老化の足音が忍び寄る。同感、共感、の箇所お多かったけど、なにより彼女の力強さを感じたのは槇村さんがサバイバーだと知ったとき、本の中に書かれているけど12歳にして主婦生活を送り父親からの性虐待(言葉にすると強烈だけど、でもやっぱり、思春期の娘と風呂に入ろうとするのは、本人がいやだと思っている以上虐待だ)
自分の稼ぎで食べていこうと早くから決心し、好きなマンガで自立を目指したあたりは、槇村さんがどんなに。偉そうな言葉を言おうとも納得できる。槇村さんの描く絵も好きです。フェミニストであるところも好きです。一度、お会いしてお話が聞きたいです