負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント

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  • 光文社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334976675

作品紹介・あらすじ

釜石には夢と大漁旗がある。とにかく、「一歩ずつ、前へ」だ!「あの日」の絶望から、立ち上がろうとする人たち。

感想・レビュー・書評

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  • (2012.04.04読了)(2012.03.22借入)
    【東日本大震災関連・その69】
    釜石のラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の関係者の方々を中心に据え、東日本大震災の被災状況、その後の復興状況を取材してまとめたものです。
    新日鉄釜石のラグビーチームは、1978年度から1984年度まで、日本選手権7連覇を成し遂げました。「釜石シーウェイブス」は、2001年に新日鉄釜石ラグビー部の地域クラブ化により発足したラグビークラブです。
    釜石の方々、釜石シーウェイブスのファンの方々にお勧めです。(僕は、新日鉄釜石ラグビー部のファンでした。)

    【目次】
    序章 津波に負けなかった大漁旗
    第1章 ラグビーの街・釜石
    第2章 鉄の街・釜石
    第3章 魚の街・釜石
    第4章 これから
    あとがき

    ●ビリーブ(55頁)
    釜石シーウェイブスの今年のチームスローガンの一つが「ビリーブ」である。
    「チームを信じて、自分のプレーを信じて、サポーターを信じて、明日を信じて、とにかく、あきらめず、ひたむきに、感動を覚えてもらえるようなプレーをしたい」
    ●崎浜(122頁)
    長く大きく揺れる地震は
    津波の警報と心得
    直ちに近くの高地へ避け
    一時間位はその場を離れるな
    ●岩手県の漁獲(128頁)
    全国の魚種別生産量に占める岩手県のそれを見ると、アワビと養殖ワカメ類が全国第一位のほか、サケ・マス類、ウニ類、養殖コンブ類が第二位、サンマ、養殖ホタテ、養殖カキ類(殻付き)がいずれも第4位となっている。
    ●津波てんでんこ(144頁)
    思いやりは大事だけど、自分も犠牲になるな。そして車で逃げるのは一番危険だな。車はどっかで必ず詰まってしまう。それより、自分の足で逃げる

    ☆関連図書(既読)
    「三陸物語-被災地で生きる人びとの記録-」萩尾信也著、毎日新聞社、2011.09.30
    「遺体-震災、津波の果てに-」石井光太著、新潮社、2011.10.25
    (2012年4月4日・記)

  • 新日鉄釜石はあの当時関東に出ていた岩手県人にとって誇りでした。今この本を読んでさらに誇りに思います。ふらい旗ふって、「めさ、進むべ!」です(^^)

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著者プロフィール

松瀬学(まつせ・まなぶ) 1960年、長崎県生まれ。福岡・修猷館高校、早稲田大学ではラグビー部に所属。83年、共同通信社に入社。運動部記者として、プロ野球、大相撲、オリンピックなどの取材を担当。96年から4年間はニューヨーク勤務。02年に同社退社後、ノンフィクション作家に。人物モノ、五輪モノを得意とする。RWCは1987年の第一回大会からすべての大会を取材。日本文藝家協会会員。元RWC組織委員会広報戦略長、現・日本体育大学准教授。著書は『汚れた金メダル−−中国ドーピング疑惑を追う』(文藝春秋)、『なぜ東京五輪招致は成功したのか』(扶桑社)、『東京農場−−坂本多旦いのちの都づくり』(論創社)など多数。

「2019年 『ノーサイドに乾杯!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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