2013 メイドインジャパンの大逆襲 ものづくり日本の新世界戦略

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334977283

作品紹介・あらすじ

「ものづくり」だけに固執する発想から抜け出せれば、再び日本は輝きを取り戻す!復活の肝となる製造業にも秘策あり。

感想・レビュー・書評

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  • 「経営力」が今の日本には欠けている。
    とくに「選択と集中」という問題は重要である。
    本書でも言うように、すべてをカバーしている企業は求められていないと思う。いかに自社の強みを見つけ、資本投入するか考えなくては。すべて一貫してできることは強みとはいえなくなっているのかもしれない

  • 2012年3月決算で、パナソニック・ソニー・シャープ・NECは兆円を超える赤字。
    富士通・日立製作所・東芝・三菱電機は黒字。
    なぜこうなったのか(テレビの失敗が中心だが)本の半分くらい使って主に経営陣についての分析をし、アップルやサムソンはなぜ成功しているのか比較している。
    後は日本企業はアジアに目を向け製品力に入れたら良いと力説。
    優良企業として何社かあげていたが、個人的にモーターの世界的メーカーの「日本電産」については、経営トップの人となりの個性が面白い。
    それと「ファナック」富士吉田にだけ工場を持つ企業だが、秘密主義でロボットで生産能力を増強し凄い利益率を出す。
    内部事情は知らない事が多かった話だったので、(NECの内部紛争など)普通に面白く読めました。

  • 一般的に言われていることの整理でしかなく、新しい発見は無し。
    ただ、ネタを拾い上げるのには使えるかも。

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著者プロフィール

1953年神奈川県生まれ。76年一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。83年ロンドン大学経営学部大学院(修士)卒業、85年メリル・リンチ社ニューヨーク本社へ出向。帰国後、98年第一勧銀総合研究所金融市場調査部長、内閣府経済動向分析チームメンバー、第一勧銀総研やみずほ総研の主席研究員を経て、03年から信州大学大学院イノベーション・マネジメント・センター特任教授に。05年から同大学経済学部教授。

「2014年 『よくわかる金融政策の見方・読み方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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