夢でまた逢えたら

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 17
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334977405

感想・レビュー・書評

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  • 最近でこそネットとテレビの融合とか言うが、バブル前夜の80年代は、テレビが意図的かつ戦略的に「自己崩壊」をした時期であった。その先鞭がフジテレビ。予定調和を嫌うキワドイ番組を作り、楽屋話・業界話をありとあらゆる番組に持ち込んだ手法は革命的であった。起用するタレントも意外性のある人物を積極的に使った。昭和軽薄体と呼ばれた椎名誠や嵐山光三郎を筆頭に、コピーライターやコラムニストが跋扈した。著者もそのひとり。活字畑出身ゆえ戸惑いつつもテレビ局を渡り歩きながら時代の寵児・伝説の人・忘れ難き人・愛すべき人物・唾棄すべき人…、との交流や諍いが綴られている。決して大仰な人物評伝ではないが、ここに描かれた有名人のエピソードはその人物の人となりを色濃く伝える。80年代の浮ついた能天気な空気とバブル前夜からその狂乱の時代を懐かしむのに絶好な本。

  • 手塚治虫とのエピソードが心に残った。

  •  佐藤泰志と村上春樹は、国分寺で出会うことがあったのか。
     そのことを想像する二話が一番興味深かった。

  • 亀和田さんは、ワイドショーに出てた文化人的なイメージだった。
    私より20年近く年上の彼が昔の交流を追憶するエッセイなので、あ〜そういう人いたなあとか、この人好きだったなあとか懐かしさやおもしろさを感じつつも、やはり世代が違うので、そうそう!!みたいな共感はなかったな。

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