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- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334977450
感想・レビュー・書評
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鎌倉時代から室町時代の伝説から歴史の真実を探る本。
前作の続きで主に鎌倉室町時代を順に取り上げている。
政治的な人物だけではなく、仏教の宗派の開祖となった人物も紹介している。
家の格や怨霊信仰の有無や当時の考え方などから謎を解き明かしていく。
鎌倉幕府の源氏はなぜ3代で絶えたのか。
足利義満はなぜ明(中国)から日本国王の封号にこだわったのか。
などが個人的には印象に残ったが、読む人の理解度によって様々な示唆を与えてくれると思う。
人物評については、著者の考え方がよく現れており興味深い。
ただ似たような名前の人物が連発する部分があるので、歴史上の人物に精通していないと読みにくいと思う。
鎌倉・室町時代が好きな人にお勧めです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3代目藤原秀衡が急死しなければ、日本は公家・頼朝・奥州藤原氏に三分されていたかもしれない
浄土宗のエッセンス:現世で仏様になるのは不可能だから、極楽浄土に行って(往生して)阿弥陀様の指導を受け仏になろう
禅宗:自分のことは自分でするのが修行
世阿弥は足利義満の好意で、当時の最高貴族である二条良基に預けられ強要を教え込まれる。