- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334977771
感想・レビュー・書評
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最近マクドナルドの異物混入のニュースが話題になっていますが、12年前にこういう訴訟があったのです。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2002112397758
「ハンバーガーで体重180kg」米で8人がマクドナルドを提訴
>彼はマクドナルド社がファストフードの悪影響に対する適切な情報を提供しなかったうえ、数十億ドルに達する広告攻勢を繰り広げ、青少年たちがなんとも思わずにファストフードを食べるようにしてきたと主張した。
結局マクドナルド側が勝訴したのです。
「マクドナルドの食品で肥満になる可能性を知りつつ大量に食べたのは本人の責任。だれもハンバーガーを食べることを強制されてはいない」
この本を読んでその事件を思い出しました。
もしもネット依存の人が続出、大問題になったとき、それで儲けた企業を訴えるようなことがおこるのではないか?
ただ実際問題、今のところ大部分は依存症になることなく、うまくやっているようです。
問題はどうやら家庭にあるようなのです。
ちょっと危機感を感じている親御さんには、この本より先に出版された『脱ネット・スマホ中毒』をお薦めします。
対談形式で漫画もあって、とてもわかりやすいです。
少し病状が進んだかたや、もっと詳しく知りたいかたには、この本がいいです。
精神科医のお話は興味深いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットのゲームなど、もともと依存しやすいように図られており、そうした心理を利用した課金システムになっているのだから、やめられないのも当然。リアルな世界にもっとたくさんの面白いことがなければ、ネット依存はますます進行するのではないか。ネットの功罪をしっかりと理解させていかなければ・・。