- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334979027
感想・レビュー・書評
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2018年頃、読了。
内容は読みやすく、共感し、無愛想で良いんだとホッとさせられた一冊。
ありのままの自分で良いのだ、という安心と、いかに今まで不自然に人に気に入られようと振る舞っていたのか自省した。
される側も媚を売って欲しいわけじゃない。
過去を振り返れば、愛想を要求し合う人間関係など所詮互いを尊重する事もできず、どこか支配的であるし、傷を舐め合う見せかけの親密さに過ぎなかったように感じる。
アダルトチルドレンの回復中であり、共依存的な気質が残る自分には参考にしたい点が多かった。
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筆者の体験談が中心。自分も相手も大事な存在だから、どちらも同じくらい尊重したいです。
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人の悩みのほとんどは人間関係から生まれると言われます。
そして、人は愛想をよくすることで
人間関係の悩みを解決しようとします。
でも、そのことが自分を犠牲にしているかもしれません。
本日ご紹介する本は、
自分の人生を大切に生きるための
考え方を紹介した1冊。
ポイントは
「時間」
人生において時間は圧倒的に大切。
本当に使いたいコトやヒトに自分の時間を使うことが重要です。
嫌われないことを優先にしてしまえば、
ムダな時間が多くなり、人生はうまく行きません。
「愛想」
愛想が良い人は、嫌われるのが怖くて愛想をよくしている場合が多いもの。
他人がどう思うかではなく、自分がどうしたいかが大切。
たとえ嫌われても、他人の基準に合わせる必要はありません。
自分の基準で生きることが重要です。
「嫌われる」
誰かが誰かを嫌うのは、嫌う側に嫌う理由があるだけ。
嫌われる人には、さっさと嫌われてしまいましょう。
そして、他人の批判にも無愛想になって、遠慮なく、したいことをして、
さっさと自分の力を伸ばしましょう。
「やりたいことをやる」
やりたいことをやるということは、一部の人に低く評価される覚悟をすること。
他人の評価を気にしていると、やりたいことができなくなります。
やりたいことをやり続けることで、自身がついてくるものです。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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人は愛想よくすることで、人間関係の悩みを解決しようとする
愛想が良いひとは、嫌われるのが怖くて愛想をよくしている人が多い
人から軽く扱われるのは、自分が自分を軽く扱っているからだ
良い印象を与えることよりも、自分自身でいることを大切にする
本質的でないこと、どうでもいいことは積極的にスルーしよう
無愛想に黙々と練習に打ち込めばいい
まずは自分なりの一歩を踏み出さないと何も始まらない
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◆目次◆
第1章 自分との付き合い方
第2章 他人との付き合い方
第3章 時間との付き合い方
第4章 仕事との付き合い方
第5章 夢との付き合い方
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無愛想になることで、自分を嫌う人を遠ざけ、自分を大事にし、そして人を大事にすることで、自分も大事にされるという好循環を生んでいく。そんな生き方をすすめる本。絆とか友達百人とかで悩んでいる人は是非この本を読んでほしい。自分のあり方が少し認められると思う。
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確かに、愛想笑いをしない友人は、すぐ誰とでも仲良くなれる。私はなかなか人と親しくなれない。でも、いつも笑顔でいると、得をする事もある。八百屋さんで負けてもらったり、店員さんの対応が良かったり。そういうささやかな幸せが好き。「誰と一緒にいないか」は決めてる。というより、友人と思っている人以外とはほとんど会わないし、LINEもメールもしない。年を取るほど時間が貴重になるからね。「7日間「無愛想」トレーニング」の7日目、人を勇気づけるトレーニングがいい。無愛想=他人を蔑ろにする、ではないのね。