こんなこと書いたら日本中を敵に回す本

著者 :
  • 光文社
3.67
  • (4)
  • (9)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 81
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334979836

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 辛坊治郎氏の講演会に行ったことがあるが、やはり、アナウンサーだけあって、時間の中で、ピッタリと、話の内容をまとめて、そして、上手な話術で、今の日本の危機感の無さについて、拝聴した。

    この間 震度6弱の地震のあった枚方市在住であるにも関わらず、朝の早い時間から、テレビで、いつも辛口の話を分かりやすく解説してくれている。

    この本も、然りである。
    経済、年金、少子化、医療費、そして国際関係において、アメリカのトランプ氏の話やイスラエルのイスラムとユダヤ問題等、歴史を紐解きながら、解説してある。

    そして、最後の末期ガンについて、、、人間100歳と、言われる時代になり、医療の発達で、長生きが出来るようになり、臓器は再生できるかもしれないが、脳だけは、再生できないであろうし、寿命が延びても、健康寿命でなかったら、人生楽しくは無い、

    こうして、辛坊氏の本を笑って読める時間が、楽しいと、感じられる位の寿命でいいのかも、、、、と、思う。

    まだまだ、他の本をも読みたいとは、思っているのだが、、、
    次の辛坊流 日本人は世界でどうあるべきか?という課題で、記述して欲しい。

  • いつもの辛坊さんの通りサクッと読めますが、いわゆるシルバー優遇のご時世に警鐘を鳴らし現役世代に絶望を与えてくれます。とは言えその今の年齢的ボリュームのある現役世代も20年ほどで退役となるわけで(私も)絶望感たっぷりです。まーのんびり行きましょう。それしかないわ。

  • 相変わらず、他のコメンテーターが自民党や官僚に気を遣って言えないことを、ハッキリ書いてくれて、とてもスッキリした。

    辛坊さんが橋下さんと一緒に維新の会を引っ張れば、かなり日本は変えられると思うんだけど、、、
    もう後期高齢者だから、難しいのかなぁ。

    いろいろ極端で、危なっかしい面もあるけど、何もやらない2世3世議員ばかりの日本政治に、風穴を開けてほしいなぁと思う。
    一度、民主党に期待して失敗した反省があるから、皆、半信半疑なのかもしれないが、、、

    まずは、直接選挙で選べる、大統領制にすべきだね!

  • 「ピンチはもはや現実に」

    凄く軽い語り口の池上彰さんといった印象です。慧眼の持ち主だとわかりました。

    社会保障の勉強を少しばかりしているので、この危機感というものは理解出来ますし、高齢者の選挙権に関しても、納得してしまいました。
    使用済み核燃料の話も、これからの若い世代からすると、とんでもない事をしてくれた世代になるんだろうなと考えました。

    私達、どうすれば良いのかな?

  • 不都合な事実やテレビが流す情報を鵜呑みにする大衆に対して、結構切り込んでいる内容。個人的には好きです。このような切り込みに対して「何の根拠があって言ってるんだ!」と罵倒する輩がいますが、私から言わせれば、あなたこそ「何の根拠があってそれが違うと言えるんだ」と思っています。違った角度からダーティーな日本を見れる良書だと思います。

  • 読むタイミングが悪かった?

  • タイトルに踊らされた感が否めません。

    うーん、
    継続的に新聞を読んでいれば
    この程度のことはわかるかな……

    もっとも共感を抱いたのは
    「少子化対策は、温かい家庭づくりから」
    という点でしょうか。

    年金問題に関心のある方は、読んでみてもいいかもしれません。

  • 昔テレ朝の早朝番組で阪神の応援をしていた姿が印象深い作者さん。最近では太平洋ヨット横断中の遭難救助事件ぐらいのに認識ぐらいしかなかったがこんな本を書いていたのか…。荒唐無稽な(電磁パルス攻撃)の話もあるが結構説得力ある主張も…

  • 20180317


    辛坊さんならではの軽妙な語り口。
    政治から経済、世界情勢まで分かりやすい。



全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1956 年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。
「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)、『日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?』(光文社)などがある。

「2022年 『この国は歪んだニュースに溢れている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辛坊治郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×