- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334979836
感想・レビュー・書評
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辛坊治郎氏の講演会に行ったことがあるが、やはり、アナウンサーだけあって、時間の中で、ピッタリと、話の内容をまとめて、そして、上手な話術で、今の日本の危機感の無さについて、拝聴した。
この間 震度6弱の地震のあった枚方市在住であるにも関わらず、朝の早い時間から、テレビで、いつも辛口の話を分かりやすく解説してくれている。
この本も、然りである。
経済、年金、少子化、医療費、そして国際関係において、アメリカのトランプ氏の話やイスラエルのイスラムとユダヤ問題等、歴史を紐解きながら、解説してある。
そして、最後の末期ガンについて、、、人間100歳と、言われる時代になり、医療の発達で、長生きが出来るようになり、臓器は再生できるかもしれないが、脳だけは、再生できないであろうし、寿命が延びても、健康寿命でなかったら、人生楽しくは無い、
こうして、辛坊氏の本を笑って読める時間が、楽しいと、感じられる位の寿命でいいのかも、、、、と、思う。
まだまだ、他の本をも読みたいとは、思っているのだが、、、
次の辛坊流 日本人は世界でどうあるべきか?という課題で、記述して欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつもの辛坊さんの通りサクッと読めますが、いわゆるシルバー優遇のご時世に警鐘を鳴らし現役世代に絶望を与えてくれます。とは言えその今の年齢的ボリュームのある現役世代も20年ほどで退役となるわけで(私も)絶望感たっぷりです。まーのんびり行きましょう。それしかないわ。
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「ピンチはもはや現実に」
凄く軽い語り口の池上彰さんといった印象です。慧眼の持ち主だとわかりました。
社会保障の勉強を少しばかりしているので、この危機感というものは理解出来ますし、高齢者の選挙権に関しても、納得してしまいました。
使用済み核燃料の話も、これからの若い世代からすると、とんでもない事をしてくれた世代になるんだろうなと考えました。
私達、どうすれば良いのかな? -
不都合な事実やテレビが流す情報を鵜呑みにする大衆に対して、結構切り込んでいる内容。個人的には好きです。このような切り込みに対して「何の根拠があって言ってるんだ!」と罵倒する輩がいますが、私から言わせれば、あなたこそ「何の根拠があってそれが違うと言えるんだ」と思っています。違った角度からダーティーな日本を見れる良書だと思います。
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読むタイミングが悪かった?
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昔テレ朝の早朝番組で阪神の応援をしていた姿が印象深い作者さん。最近では太平洋ヨット横断中の遭難救助事件ぐらいのに認識ぐらいしかなかったがこんな本を書いていたのか…。荒唐無稽な(電磁パルス攻撃)の話もあるが結構説得力ある主張も…
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20180317
辛坊さんならではの軽妙な語り口。
政治から経済、世界情勢まで分かりやすい。