仕事 (弘文堂思想選書)

著者 :
  • 弘文堂
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335100154

作品紹介・あらすじ

未開人、古代ギリシャ人、中世ヨーロッパ人における労働のタイプを再検討しつつ、19世紀以降あらわれた労働至上主義を批判的に考察する。そして近・現代人がどうすれば労働と近代奴隷制から解放され、労働から仕事へと乗り越えられるか、を探る。渾身の書きおろし。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事の社会的位置付けの変動を系譜的に追った作品。
    資本主義と社会主義、共産主義の同じ根にある
    労働の位置向上という発想は面白い。

    ただし、展望において必然性へ遊戯性を導入すべし、
    という段にあっては、彼自身が指摘したはずの
    消費における資本の汚染を意図的に忘れている気がする。

    蕩尽、そして贈与の二つが
    自由の渇きを癒すものとしてありうべきものでないだろうか。

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著者プロフィール

今村仁司(いまむら ひとし)

1942年岐阜県に生まれる。京都大学経済学部卒業。同大学経済学部大学院博士課程修了。東京経済大学教授。専攻は社会思想史、社会哲学。暴力論と労働論を中心に社会理論の構築にとりくむ。『労働のオントロギー』、『暴力のオントロギー』、『排除の構造』、『現代思想の系譜学』、『近代性の構造』、『ベンヤミンの〈問い〉』、『抗争する人間(ホモ・ポレミクス)』、『親鸞と学的精神』など著書多数。翻訳も多く手がけた。2007年没。

「2016年 『交易する人間(ホモ・コムニカンス) 贈与と交換の人間学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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