雇用社会の25の疑問―労働法再入門―

著者 :
  • 弘文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335353956

作品紹介・あらすじ

雇用社会にかかわる「常識」を「懐疑」の精神で考え直し、明快な文章で基本理論を解説。あなたの疑問が解きほぐされてゆきます。

感想・レビュー・書評

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  • ・社員は、会社の転勤/異動命令にどこまで
     従わなければならないのか
    ・女性社員は、夜にキャバクラでアルバイトを
     してよいか
    というような、労働者視点で見た労働法の考え方だけでなく、

    ・会社は、美人だけを採用してはダメなのか
    ・会社は、試用期間において、本当に雇用を試す
     ことができるのか
    ・会社は、どんな社員なら辞めさせることが
     できるのか
    といった、会社視点での労働法解釈に勇ましく踏み込んでいるのが、この本の特色。

    著者は大学教授ですが、言葉もつとめて簡単な言葉が使われているほか、引用されている判例の解説も丁寧で分かりやすく、このような問題に興味がある人事(採用)担当者の方にはとってもオススメ。
    役員に対して、労働法のポイントを自信を持って語れるようになると思います。

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士[法学])。神戸大学法学部助教授を経て,現在,神戸大学大学院法学研究科教授。主な著書に,『君は雇用社会を生き延びられるか』(明石書店),『人事労働法』『AI時代の働き方と法』『雇用社会の25の疑問』(以上,弘文堂),『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令),『労働時間制度改革』『非正社員改革』(以上,中央経済社),『労働法で人事に新風を』(商事法務),『経営者のための労働組合法教室』(経団連出版会),『会社員が消える』(文藝春秋),『君の働き方に未来はあるか』(光文社)等。

「2021年 『誰のためのテレワーク?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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