こども六法

著者 :
  • 弘文堂
3.83
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本棚登録 : 2390
レビュー : 120
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335357923

作品紹介・あらすじ

様々なメディアで紹介され大人気!Twitterでも大反響!

いじめや虐待は犯罪です。
人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。
それは法律という社会のルールによって決められていることです。

けれど、子どもは法律を知りません。
誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。
もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。

そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。
小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。

大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。

感想・レビュー・書評

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  •  法律は日本に暮らす大人も子供も、日本に旅行でやってきた外国人も全ての人が守らなければならないものなのに、考えてみればどうして今まで子供に分かりやすく法律のことを書いた本が無かったのだろう?
     人に「死ね」って言ってはいけないことが刑法で定められていることもしっかり教えている。
     大人にも法律は決して分かりやすいものではない。例えば「保釈金は「逃げません」という裁判所との約束」。知らなかった。
     こんな本が必要と考え、平成生まれの著者が、大学三年生の若さでこの本の基礎を作られました。その頭のしなやかに脱帽です。
     出版にあたって、大学のご友人やグラウンドファンディングを通じて賛同された方々が支援されたという後書きからも温かな未来を感じました。

  • 『こども六法』異例の大ヒットの裏に込められた、ある願い | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
    https://gentosha-go.com/articles/-/27856?per_page=1

    イラストレーター伊藤ハムスターの「ITO HAMSTER WORK」公式サイト
    http://ito-hamster.com/

    こども六法【公式】<子ども向けの法律書-日本>
    https://www.kodomoroppo.com

    こども六法プロジェクト
    https://advance.sfc.keio.ac.jp/kodomo-roppo/index.html

    こども六法 | 弘文堂
    https://www.koubundou.co.jp/book/b451093.html

  • もちろん、この本を真っ先に手に取るべきなのは、今まさにいじめを受け、心や体が傷つき、「助けて」というサインを外になかなか届かせられない子どもたちだとは思う。

    でもこの本を一番読むべきなのは、私たち大人だ。
    いじめられている子どもからだけでなく、いじめている子どもからも、大人に向けたサインは何らかの形で出ているはず。大人が子どもの心を写す鏡たりえていれば問題はない。でも実際の大人たちの多くは、自分たちの経験不足と知識のなさという、致命的な“勉強不足”で見過ごしてしまっている。

    私が絶対になりたくないのは、子どもから信頼される大人になる努力を怠り、子どもに法律のいろいろな条文を覚え込ませることで満足し、学校の先生や弁護士といった専門職に丸投げする結果でとりあえず良しとする、“手抜きの”大人。

    著者の山崎さんも、この本の制作に携わった多くのスタッフも、それはわかっているようだ。
    だから本の最後にまとめられた「いじめで悩んでいるきみに」というメッセージでは、こどもに向かって「信頼できる大人に相談してみてください」「きみの気持ちをよく聞いてくれる大人が、きみの力になってくれる人です」と書かれている。

    次に本の内容に移ると、たとえけがをさせなくても、トイレの個室で上から水をかけたりしたら「暴行」で罰せられる(刑法第208条)とか、気軽に死ねと人に言った場合もそれを「自殺関与」として罰する規定がある(刑法第202条)とかが書かれている。
    それ自体は、いじめの現実の形態を法律の実際の条文にうまく転写させていて、いじめられている子どもたちに少しでも“武器”を持たせたいというスタッフの意図として、私も評価したい。

    だけど、実際にいじめにあった子どもは、そのような法律があると知っていれば、被害にあったとしてもスムーズに解決できるのだろうか?

    違うと思う。

    やはり本当の解決への近道は、子どもがそのような法律を知っていても知らなくても、子どもが被害にあったとき、すぐそばに、相談しようと思わせる大人がさりげなく存在することだ。

    だから、私も子どもたちから「法律のことに詳しくて、もしいじめにあっても相談にきちんと答えてくれる大人だ」と思われたいがために、200ページ近くあるこの本を、難しい条文でも読み飛ばさず、時間があけば繰り返し読んでいる。

  • 読みたかった本が学校の図書室にあった時は1人で発狂していました。笑笑

    子どもにも大人にも分かりやすく書いてあって、法律について広く浅く、自分の中に落とし込むことができます。

    小学校生活の中でのトラブルの8割ほどが、本書の法律の案件になるのではないかと思うほどです。

    子どもに指導する際に、司法の面からもアプローチして行ければなと思いました。

    大人の方にもオススメの1冊です!
    是非、ご一読ください!!!

  • 【内容紹介】
    いじめや虐待は犯罪です。人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。それは法律という社会のルールによって決められていることです。
    けれど、子どもは法律を知りません。誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。
    大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    この本を読んで、法律というものは自分が思っている以上にちゃんと決められたものであることと、その法律の下で暮らしているのに、内容を全然知らないことを痛感しました。また、自分の何気ない一言や行動が、一歩間違えれば法律違反になって訴えられる可能性があることも知りました。
    私の記憶では、教育課程の中で六法に触れたことはほとんどなく、日本国憲法ですら基本的な内容をちょろっと勉強したレベルだと思います。もっと教育課程の中で触れるべき話ではないかと思いますが、子どもたちが興味を持つ分野でもないような気がするので、守ってあげる立場である大人がある程度理解しておく必要があると思いました。

  • 最近読んだ本の中で最高やった!子どもも大人も身を守るために有用な情報が満載。これだけわかりやすくする努力は並ではないと思った。

  • 日常のちょっとした行動も罪かもしれない、そういう事を分かりやすく書いてあるので、大人も子どもも戒め?にもなる。

  • その名の通り子供向けの法律の本。
    一応大人ですが、読みました。勉強になります…刑事と民事の違い、罪の種類、具体的に「こういうことしたらこんな罪なのか…」と、放火、最近多い逃走、お、これはこのくらいの罪に…思い込みより重い、軽い、へぇー、と思いながら読んでいました。おもしろかったです。同時に、法律を生業にしている方々を改めて尊敬。

    本を作ったきっかけが、いじめにあるというのも興味を持った一端でした。ご本人が被害者にも加害者になったこと、そのことにご自身が衝撃を受けたことも書いてありました。加害者になったって、隠すこともありそうなのに。
    ふざけていただけ、自覚なくエスカレートしてしまった、相手が嫌がっていると気づかなかった、でも、されたほうは覚えてます。大人になっても忘れない。絶望した気持ちに時効はありません。法律で全ての状態が改善するとは思いませんが、知っていることが救いになることもある。読んで、こんなことがあるんだな、自分が、友達が、しんどかったら。選択肢を増やせます。でも、読書や知識を得ることが好きなのでなかったら、切実じゃないと読めないかな…。
    ほんとは、救済機関の出番がないくらい平和でいてほしいです。

  • 何が犯罪で、どういう刑罰を受けるのかが分かりやすく書かれている。
    こういったことを知ることで、トラブルに対処できるし、自分の権利を守ることができる。

  • なんか習ったなぁと思ったり‥
    分かりやすく解説されてて、でも一度読んだだけじゃ分からない‥
    これ、家庭に一冊あってもいいと思う!

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著者プロフィール

山崎聡一郎
教育研究者・俳優・写真家。慶應義塾大学SFC研究所所員。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。
学部卒業時には学位記授与学部総代に選出されたほか、卒業論文は優秀卒業プロジェクトの選定・顕彰を受けた。
また、在学中英国オックスフォード大学に短期留学、シェイクスピア演劇と政治教育への演劇的手法の導入方法を学び、単位取得。
研究テーマは「法教育を通じたいじめ問題解決」。
発行部数60万部を超える「こども六法」(弘文堂)著者として知られる。「こども六法」は2020年度年間児童書売上ランキング1位となった。

ウィスット ポンニミット(愛称:タムくん)
タイの漫画家。タイの雑誌に漫画『ヒーシーイット』が連載され知名度をあげる。
漫画「マムアン」の主人公マムアンちゃんは、有名アーティスト星野源、くるり、細野晴臣ともコラボし大人気。

「2021年 『こども問題解決ドリル5ステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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