アメリカにおける第二の親の決定

  • 弘文堂 (2022年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784335358920

作品紹介・あらすじ

血縁ではなく、意思や機能で第二の親=父になれるのか?

日本より父子関係の多様化が進んでいるアメリカを題材にして、父、すなわち、第二の親の要件について、子との血縁や母との婚姻により父を決定する伝統法理から、それに代わって親となる意思や親としての機能を基準にして父を決定しようとする新しい理論までを検討し、普遍的な「父の要件」を探ります。
従来とは異なる親子関係の決定に関する法は、アメリカにおいて、いかなる起源を有し、どのように発展し、現状はどうなっているのか。
そして、その現状は、法の想定する親子の概念に今後どのような変化をもたらすのか。
家族の普遍を問い直す鮮烈なデビュー作。

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    山口真由
    出版社:弘文堂
    定価:5,500円(本体5,000円+税)
    出版年月日:2022/02/21
    ISBN:9784335358920
    版型:A5 404ページ

     日本より父子関係の多様化が進んでいるアメリカを題材にして、父、すなわち、第二の親の要件について、子との血縁や母との婚姻により父を決定する伝統法理から、それに代わって親となる意思や親としての機能を基準にして父を決定しようとする新しい理論までを検討し、普遍的な「父の要件」を探ります。
     従来とは異なる親子関係の決定に関する法は、アメリカにおいて、いかなる起源を有し、どのように発展し、現状はどうなっているのか。そして、その現状は、法の想定する親子の概念に今後どのような変化をもたらすのか。
    家族の普遍を問い直す鮮烈なデビュー作。
    https://www.koubundou.co.jp/book/b596507.html

    【簡易目次】
    【目次】
    序章 父子の本質的な要件とは何か
    Ⅰ 問題/Ⅱ 問題の背景/Ⅲ 方法/Ⅳ 対象/Ⅴ 先行研究

    第1章 親子関係をめぐる基本構造
    Ⅰ 本書の対象となる争訟類型/Ⅱ 親の子どもに対する権利/Ⅲ 親の子どもに対する義務/Ⅳ 争訟の形態/Ⅴ 小括

    第2章 Equitable Estoppel
    Ⅰ 血縁のない親子関係におけるEquitable Estoppel/Ⅱ 親の義務に関するEquitable Estoppel/Ⅲ 親の権利に関するEquitable Estoppel/Ⅳ 婚姻という分水嶺/Ⅴ 小括

    第3章 Voluntary Acknowledgement of Paternity
    Ⅰ 福祉法の観点からの親の確保/Ⅱ Voluntary Acknowledgement of PaternityとHolding Out Presumption/Ⅲ 血縁の証拠/Ⅳ Voluntary Acknowledgement of Paternity制度の変容/Ⅴ Holding Out Presumption/Ⅵ 小括

    第4章 Intent‐Based Parenthood
    Ⅰ 意思による親の概念/Ⅱ 人工授精による精子提供/Ⅲ 体外受精による精子提供/Ⅳ 生殖補助医療に関する行為規制/Ⅴ シュルツの提唱/Ⅵ Intent‐Based Parenthoodの拡張/Ⅶ Intent‐Based Parenthoodの拡張の限界/Ⅷ 小括

    第5章 サイコロジカルペアレント
    Ⅰ 子の監護者との関係の維持/Ⅱ 監護権紛争の手続き/Ⅲ In Loco Parentis/Ⅳ Parent Preference Doctrine/Ⅴ サイコロジカルペアレント/Ⅵ 小括

    第6章 デファクトペアレント
    Ⅰ 機能による親の理論/Ⅱ 判例によるデファクトペアレントの精緻化/Ⅲ デファクトペアレントの州法への導入/Ⅳ 小括

    終章 普遍的な「第二の親の要件」を探る
    Ⅰ 前提/Ⅱ

  • 東2法経図・6F開架:324.95A/Y24a//K

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著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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