地ブランド 日本を救う地域ブランド論

  • 弘文堂
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335460265

感想・レビュー・書評

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  • 実際、「いちばんわかりやすいブランド論」だと思う。

    マーケティングとブランディングの核が、わかりやすく説明されている。
    企業のブランド構築のノウハウを、地域に転用したものなので、当然といえば当然なのだが、企業でも地域でも使える「ブランド論」で、だれもが知っていて損はない。

  • 地域ブランディングを最初から丁寧に説明されている本。

    端的にまとまっていて非常にわかりやすい。
    地域ブランドという物に触れるとき、一番最初に手にとるにはお勧めの本。

  • ブランド力とはたびたび耳にしていたけれど、知識がなくて分からなかったので、知識を得ようと手に取ってみたのがこの本。

    書き方や構成が分かりやすく、知識ゼロの自分でもけっこう読みやすかったです。
    ただ、事例をもとに内容が展開されていたので、実際にそのまま生かすのはちょっと難しいかも汗

    あと、各市町村の標語?が掲載されているのもいいなぁと思いました。

  • 地域をブランド化させるという、
    地方活性化の基本的な内容。
    東京の上から目線が引っかかる。

  • 巻末の質問集「あなたもチャレンジ・地ブランドキークエスチョンズ」は役に立ちそう。

    地ブランドを成功に導く7つのヒント(p.110~)
    ① ブランドに「大」も「小」もありません
    ② 問題があるほうがブランドは育ちます
    ③ となりの芝生はよく見えるものです
    ④ ブランドづくりは「絶えざる過大評価」です
    ⑤ ばか者・切れ者・よそ者がブランドをつくります
    ⑥ トップ(リーダー)の本気がないと,ブランドはできません
    ⑦ 地域こそ「グローバル」に考えましょう


    博報堂って,こういう仕事もしてるのね。

  • 見せ方がキレイなのは、さすが博報堂。
    ■行きたい価値=観光地ブランド、買いたい価値=特産品ブランド、住みたい価値=暮らしブランド
    ■地域のブランド化には「ウチ」と「ソト」を巻き込む
    ■オリジナリティ、ブランドアイデア、インターナルの信頼、継続性
    ■内部の人間の心を動かし、信頼させる力のないブランドに外部の人を動かし、信頼される力はない。
    ■①ブランドが生活者に約束する価値をきめ②その価値をわかりやすく伝わるスタイルを決め③スタイルと生活者との関係性を繋げる接点をつくる
    ■自治体タグライン

  • ブランドとは?地域ブランドとは?について、ビジュアルで見せた本。

    強いブランドの特徴として、①オリジナリティ②ブランドアイディア③インターナルの信頼④継続性を挙げている。

    また、地域ブランドは①観光地ブランド②特産品ブランド③暮らしブランドから構成されているということであった。

    地ブランドづくりは、その地域の人々をまとめ、その人たちにとって良い地域にすることが何よりも、不可欠であると認識した。

  • 地域のブランド化には、ウチとソトを巻き込む事が必要。ブランディングの基礎と、各地の成功した地ブランドのケースが紹介されている。

    ブランドとは、接点を通じて受け手となる人の頭にイメージできる総和のこと。つまりブランドは、受け手の中でつくられる。

    強いブランド4つの特徴
    ・オリジナリティ
    ・ブランド・アイデア
    ・インターナルの信頼
    ・継続性

    内部の団結を元に確固たる軸をつくり、継続していくとブランドになるということ。
    推進母体を作っても、その人々が惚れこめないブランドはブランドになりえない。

    文化はその文化圏に属するもの皆が持っていて、誰もそれを占領することはできない。文化こそが最大の資源。

    動機づけるものが文化であり、ブランドなんですね。

  • 博報堂地ブランドプロジェクトによる、地域ブランディングのメソッド本。

    ブランド論は他の博報堂系書籍と一緒で、
    それを地域に当てはめるとこうなります、っていう論法です。
    あとは、メソッドのご紹介。

    基本的な事柄を体型的にまとめてあるので、
    入門書として読んでおくと頭がすっきりすると思います。

    分かってる人には物足りないかな。

  • 本当にわかりやすい本。。。
    これは、入門でもあり、原点に帰るときに読みたい本ですね。

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